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シリーズ第一作を飾るスペシャルエディション

■ルイ13世の歴史を飾るにふさわしい逸品
コニャックの王と呼ばれるルイ13世の歴史を祝うシリーズとして、特別なTime Collectionシリーズ第一作がこのレミーマルタン ルイ13世 ジ・オリジン 1874です。
リミテッドエディションとなるこのシリーズは、142年前に誕生した最初のデザインだったデキャンタを復活させています。
1874年にポール・エミール・レミー・マルタンによって造り上げられたジ・オリジンは、完成に至るまでに4世代にもわたるセラーマスターたちの技術と技巧を結集し、さらに100年以上もの熟成期間を必要としました。
レミーマルタン ルイ13世 ジ・オリジン 1874を一口含めば、ハチミツやプラム、パッションフルーツなどの味わいが感じられ、絶妙なブレンディングと長期熟成がもたらす秀逸のコニャックを心ゆくまで堪能することができます。
復刻されたデキャンタは老舗クリスタルメーカーのサン・ルイ社が制作を手掛けた特別仕様となっており、片側には波状に突起した尖頭（スパイク）が配置されたユニークなデザインとなっています。
またボトルのネック部分に貼られたシャンパンゴールドにきらめくシールが、レミーマルタンルイ13世の華麗な歴史とともにデキャンタを彩ります。

■創業者の名前に由来するレミーマルタン
今から295年前の1724年に創設されたフランス企業のレミーマルタンは、世界で最大規模を誇るコニャック生産企業のうちの1つで、フランスコニャック市に拠点となる本社を置いてコニャックの生産と販売を手掛けています。
レミーマルタンのブランド名は創業者であるレミー・マルタンから取られており、レミーは1695年にルイヤック近郊にて生を受けました。
葡萄の栽培とワインの醸造を行う傍ら、コニャックの取引所を開業した1724年より、レミーマルタンの歴史が始まりました。
1773年にレミーが亡くなった後は、レミーと同名の孫が事業を引き継ぎます。
そして1841年にレミーマルタンのブランドは大きな飛躍を遂げますが、この当時の事業を管理していたのはポール・エミール・レミー・マルタンだったと言われています。
マルタンはコニャックを詰めたボトルとケースに、あるものをブランドロゴに選びました。
そのあるものとはギリシャ神話に登場するケンタウルスで、彼自身がいて座であったことがブランドロゴに選ばれた由来だと伝わっています。

■レミーマルタンの歴史を語るラインナップ
デキャンタが印象的なルイ13世ジ・オリジンをはじめとして、レミーマルタンにはさまざまなボトルを採用したラインナップが揃っています。
1972年に誕生したレミーマルタンVSOPは、発売当初から現在と変わらないすりガラスのボトルを使用しているのが特徴です。
VSOPの販売市場を世界全体で見た場合、販売数が最も多いのがこのレミーマルタンVSOPで、2011年にはレミーマルタンVSOPマチュー・マスク・フィニッシュがヨーロッパのみで販売されました。
1997年に発売されたレミーマルタン1738アコード・ロイヤルは、ルイ15世がレミー・マルタンにアコード・ロイヤルの称号を与えたことに由来しています。
これはルイ15世がマルタンの優れた技能と技巧を讃えたもので、1738年に勅令を出したことにより生まれたコニャックとして有名です。
八角形のボトルが印象的なレミーマルタンクラブは1986年に造られ、中国のみで販売されました。
その後2015年に発売されたレミーマルタンクラブ・コネクテッド・ボトルは、世界で初めて酒瓶にNFC（近距離無線通信技術）を搭載した商品です。
このおかげで非常に高いレベルでの偽造対策が可能となり、セキュリティ面での対策が大幅にアップしました。
このほかにもレミーマルタンのセラーマスターたちが手掛けたレミーマルタンXOやカルトブランシュ、セラー・マスター・セレクションなど、レミーマルタンには秀逸品が目白押しです。
レミーマルタンルイ13世もそのうちの1つで、豪華で華麗なデキャンタが今も発売当時と変わらず多くの人を魅了し続けています。