menu list買取商品 - キリンウイスキー ロバートブラウン スペシャルブレンド
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キリンウイスキー ロバートブラウン スペシャルブレンドの高価買取致します
キリンウイスキー ロバートブラウン スペシャルブレンドのご紹介
買取参考価格 | 1400円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 富士御殿場蒸溜所 |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
20年熟成したモルト原酒をトップドレッシングした、フルティーで甘みのある熟成香が特徴のウィスキー。
グレーンの印象が強い甘くバランスのとれたブレンデッドウイスキーです。
エステルの香りは控えめでアルコールの辛味と多少の酸味がが感じられる味わいとなっているので、水割りやハーフロックなど水などで割って飲むことをおススメします。
キリンウイスキー ロバートブラウン スペシャルブレンドの歴史
■記念すべき第一号ウイスキー
「ロバートブラウン」は1973年に日本のキリンとアメリカのバーボンウイスキー事業者であるJEシーグラム社、イギリスのスコッチウイスキー事業者ーバースブラザーズ社の3社合弁で開設された富士御殿場蒸留所の第一号ウイスキーとして1974年2月に発売された往年のブランドです。
日本で日本人の味覚にマッチするウイスキーを造りたい、日本で世界に通用するウイスキーにしたいという想いのもとで造られました。
■富士御殿場蒸留所誕生までの歴史
日本でのウイスキー製造は大正時代から始まっていましたが、国民に浸透し広く普及していったのは第二次世界大戦後です。
1950年代後半になると既にハイボールなどの新しいウイスキーの飲み方も人気を集め、戦後の復興のなかで豊かさを求める人々の上昇志向に応える価格帯のウイスキーが登場してきました。
ウイスキーの風味や香りに慣れない方でも飲みやすい水割りの飲み方の提案も受け入れられ、当時の日本ではウイスキーブームが巻き起こりました。
昭和46年にあたる1971年になるとアメリカ発祥のバーボンウイスキー、フランスのコニャックに続いて、イギリスのスコッチウイスキーの輸入が自由化され、翌年には関税が引き下げられたことで、高級洋酒として高嶺の花であったウイスキーも手が届きやすくなり、輸入洋酒ブームが沸き起こったのです。
こうした時代の流れの中で開設されたのが、富士御殿場蒸留所です。
これに際立ちキリンビール株式会社では1971年9月14日にアメリカのシーグラム・オーバーシーズ・セールス・カンパニーの製品の国内販売をスタートさせるのを皮切りに、洋酒事業に参入しています。
1972年8月3日にはシーグラムグループとの合弁会社としてキリン・シーグラム株式会社が設立され、静岡県御殿場市での蒸留所建設が着手されるのです。
富士山麓の御殿場が選ばれた理由は、夏は涼しく冬は厳しい寒さになることや、霧が立ち込める環境はスコッチウイスキーの名産地であるスコットランドのハイランド地方と気候や風土が非常に近かったことによります。
また、富士山に降った雨が50年の歳月を経て濾過され、何万年の歴史を持つ雄大な自然によって研かれ抜いた富士の伏流水がマザーウォーターとして使えることも選定の決め手となりました。
■富士御殿場蒸留所の第一号ウイスキー開発までの歴史
富士御殿場蒸留所における国産初の商品企画はシーグラムグループと提携した1971年から計画が始まっていました。
キリンでウイスキーのブレンディングを担当することになるブレンダーが、1971年にアメリカとスコットランドに技術研修に出向き、そこで競合会社の製品と比較しながら4種類、合計93種のサンプルを試作したこともあります。
社内での試飲を繰り返し、ブレンドの基本的な処方を固めて1972年7月に再度渡米し、スコットランドから運ばれてきた原酒を用いてアメリカ・ボルチモアのダンドーク工場で試作品を完成させ、その年の10月に日本に輸入しました。
そして、3種類に絞られた試作品の中から選ばれたのが、香りがよく口当たりがスムーズで日本人の感性や味覚にも合うと評価されたもので、これがキリンの第一号ウイスキーとなるロバートブラウンだったのです。
■ネーミングとブレンドについて
ネーミングは社内外から寄せられた約1,300もの候補の中から選ばれました。
その由来となったのは、提携先のシーグラム社がかつてスコットランドに所有していたスコッチウイスキーの古い蒸溜所の名前です。
シーバス・ブラザーズ社の伝統とノウハウを受け継ぐキリン・シーグラム社によって初めて製造されたウイスキーに相応しいと決定されました。
ボトルはシーグラム社の国際的なパッケージング・デザイナーであるW・コーナー氏の手によってデザインされましたが、デザインのヒントになったのは日本の伝統的な情景である京都の古寺の釣鐘といわれています。
現在のロバートブラウンは8割から9割が国産の原酒、残りは海外から輸入している原酒の中からブレンダーが丁寧に選び、およそ20種の原酒をブレンドして造られています。
ブレンドする原酒が多いほうが、長く味の変わらない同じブランドのウイスキーを提供し続けると言われています。
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