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ヴィンテージ・シャンパーニュの神髄が味わえる至高の一本

■ ピノ・ノワールの風味を活かした絶品の仕上がり
「ルイ・ロデレール ブリュット・ヴィンテージ 2007」は、ヨーロッパブドウ系統である赤ワイン用ブドウ品種のピノ・ノワールを主原料に、これまたフランスが誇る白ワイン用ブドウ品種のシャルドネを使用したヴィンテージ・シャンパーニュです。
ピノ・ノワールを70％、そしてシャルドネ30％という配分で蒸溜し、大きなオーク樽でじっくり時間をかけて熟成させました。
「ルイ・ロデレール ブリュット・ヴィンテージ 2007」はシロップ漬けのフルーツにアーモンドクリーム、ホワイトチョコレートやキャラメルといった甘くて香ばしい芳醇なアロマが複雑に絡み合って香るのが特徴です。
味わいはピノ・ノワール独特のフルーティさに加え、しっかりとした酸味とほんのりとした甘さが溶け合っています。
オーク樽でゆっくりと進んだ熟成により、なめらかな舌触りと喉越しのなめらかさが楽しめる、まさに絶妙のシャンパーニュが醸し出されました。
果実のみずみずしさや香りを力強く濃縮し、それでいて爽やかさと軽やかさを備えているのも「ルイ・ロデレール ブリュット・ヴィンテージ 2007」の大きな魅力です。
ルイ・ロデレールが誇るヴィンテージならではのおいしさが堪能できる至高の一本に仕上がっています。
ルイ・ロデレールを支える畑とブドウ
ルイ・ロデレールは自社に214ヘクタールもの広大なブドウ畑を所有し、生産するシャンパーニュのおよそ2/3もの量を、自らの土地で栽培しているブドウで賄えるほどの面積に相当します。
この自社畑であるネゴシアン・マニピュランが最大の規模を誇っており、そのほかにもシャンパーニュ地方にあるモンターニュ・ド・ランスとコート・デ・ブラン・ヴァレ・ド・ラ・マルヌの3地区の畑からもブドウを収穫しています。
どの地区の畑も格付け95～100％の良質な畑となっており、栽培されるブドウも当然のことながら高い品質を備えているのが特徴です。
1776年に創設されたルイ・ロデレールですが、ルイ・ロデレール最後の経営者となったのはルイ・ロデレール2世の息子の妻でした。
ルイ・ロデレール2世の後を引き継いだ息子のレオン・オルリー・ロデレールが亡くなったのは1932年のことで、それ以降1975年までの40年間をレオンの妻であるカミーユ・オルリー・ロデレールが経営を続けたのです。

■ ルイ・ロデレールの新たな経営と発展
1975年、ルイ・ロデレールの経営はカミーユからカミーユの孫であるジャン・クロード・ルゾーへと引き継がれます。
社長に就任したルゾーは自身の醸造学の知識を、ルイ・ロデレールの自社シャンパンの発展に貢献させることを思い立ちます。
ダイナミックな手腕を発揮したルゾーは、カリフォルニアにスパークリングワイン「ロデレール・エステート」を造り上げることに成功しました。
ルゾーは自社シャンパンを造り出しただけでなく、世界各地にワイナリーを展開し数多くの有名なシャトーを傘下に収めるというグループ経営に乗り出します。
ルゾーがルイ・ロデレールの傘下に収めたシャトーは、フランス国外ではカリフォルニアのロデレール・エステートと、ポルトガルのラモス・ピントがあります。
フランス国内ではシャンパーニュ地方のドゥーツとプロヴァンスのドメーヌ・オット、さらにボルドーにあるシャトー・ド・ペズとオー・ボー・セジュールの二つも傘下に収めました。
2006年1月1日からはジャン・クロード・ルゾーの息子であるフレデリック・ルゾーが社長職に就任しました。
フレデリックが就任した翌年の2007年1月には、ボルドーのポーイヤックとシャトー・ピション・ロングウィル・コンテス・ドゥ・ラランド、メドックとシャトー・ベルナドットのシャトーも傘下に収めます。
1776年の家族経営から始まった創業以来、ルイ・ロデレールは常に広大な畑と良質のブドウ、そして優秀な経営者によって高級シャンパーニュを世界に贈り続けているのです。