menu list買取商品 - ローズバンク 12年 花と動物シリーズ
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ローズバンク 12年 花と動物シリーズの高価買取致します
ローズバンク 12年 花と動物シリーズのご紹介
買取参考価格 | 30000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ローズバンク蒸溜所/ユナイテッド・ディスティラリーズ社 |
地方 | スコットランド |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
「ローズバンク 12年 花と動物シリーズ」は、スコッチ界で最大規模の酒類製造会社として知られるユナイテッド・ディスティラリーズ社(UD社)が、自社で所有している蒸留所の原酒をスタンダード品のシングルモルトとしてリリースした「花と動物(FLORA AND FAUNA)」シリーズの1本です。
2002年に終売となったシリーズであることに加え、1993年に閉鎖したローズバンク蒸留所の貴重なシングルモルトということで、非常に入手しづらいレアボトルとして価格が高騰しております。
UD社が保持していたローズバンクの貴重な原酒からボトリングされた酒齢12年以上のモルトは、ローランド伝統の3回蒸留によって雑味が取り除かれ、口当たり軽やかでフルーティーな味わいの中にローランドモルトらしいスパイシーさも感じられる逸品です。
ローズバンク 12年 花と動物シリーズの歴史
UD社の終売シリーズ「花と動物」の貴重なローランドモルト
■スコッチ界で最大規模のウイスキーショップUD社
ユナイテッド・ディスティラリーズ社(UD社)は、アイルランドの巨大ビール会社であるギネス(Guinness)社が買収によって獲得したイギリスのウイスキー製造会社アーサーベル&サンズ(Arthur Bell&Sons)社と、ディスティラーズ・カンパニー・リミテッド(Distillers Company Limited)社を合併する形で1987年に設立された、スコットランド最大手の酒類製造業者です。
UD社が販売する代表的な銘柄といえば、世界的な知名度を誇るブレンデッド・スコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」が挙げられます。
現在は、親会社であったギネス社が他社と経営統合してディアジオ社となり、UD社もユナイテッド・ディスティラーズ・ヴィントナー社(UDV社)という名称になっています。
UD社は、経営が傾きかけた蒸留所を多く買い占め続けてきたことによって、現在ではスコッチ界における最大規模の会社と呼ばれるほどまでに成長を遂げています。
最盛期には36ヵ所もの蒸留所を所有したUD社がリリースした有名なシリーズには、「花と動物シリーズ」、「レア・モルト・セレクション」、「クラシック・モルト・シリーズ」、「ディスティラリーズ・エディション」の4つがございます。
■UD社の人気シリーズ「花と動物」
スコットランドにある蒸留所の多くを所有するUD社は、タリスカーやラガヴーリン、カリラやクライヌリッシュなど名立たる蒸留所を傘下に収めており、1989年にはローズバンクはじめ、インチガワーやオルトモア、リンクウッドやアバフェルディなどそれぞれの蒸留所に因んだ花や動物をモチーフとしてラベルに描いたシングルモルトシリーズ「花と動物(FLORA AND FAUNA)」を22種類のスタンダード品として発表。
1992年にはオスロスク、グレンエルギン、グレンスペイ、ストラスミルの4種類が追加され全26種類がラインナップされることとなります。
所有している各蒸留所の樽からシングルモルトをリリースしているので、それぞれの原酒の個性が顕著に現れているのも魅力となっており、ボトラーズではなく全ボトルがオフィシャルボトルとしてリリースされているのも花と動物シリーズの特徴です。
既に終売品の「花と動物シリーズ」は今では入手困難となっているボトルが多く、全種類そろえることはほぼ不可能と言われております。
■ローランドモルトの象徴「ローズバンク」
18世紀後半の1840年、スコットランドのアイラ島より南東に位置するローランド地方の、綺麗な野バラが咲き誇るキャメロン村の運河のほとりで創業したのがローズバンク蒸留所です。
立地から「野バラの堤」と呼ばれた蒸留所では、伝統的なウイスキー製法の工程である3回蒸留を取り入れていたことにより、原料由来の雑味が取り除かれたクリーンで軽い味わいを特徴とする、柑橘系の香りが爽やかなウイスキーが造られていました。
イングランドに近いエリアに位置していたことから一時はウイスキー産業が繁栄したローランドでしたが、重税などの政策や近代化の波に押され、かつては30近い蒸留所で栄えた地から蒸留所は次々に閉鎖されてしまい、大きな面積を誇る地域でありながら現在稼働している蒸留所は6つのみととても少なくなっています。
かつては「ローランドの王」と呼ばれ、ローランドモルトとスコットランドのウイスキー産業を下支えしたローズバンク蒸留所も例外ではなく、紆余曲折ののち1993年に150年以上の長い歴史に幕を閉じ、惜しまれながらも閉鎖します。
それから四半世紀が経過した2017年、インディペンデント・ボトラー「イアン・マクロード社」がディアジオ社から商標権を買い取り、ローズバンク蒸留所の再稼働に向けた準備が始まったとのニュースが世界へ伝えられました。
品薄で価格高騰が続き、もはや幻となりつつあったローズバンクですが、まもなく私たちのもとへ美味しいウイスキーを届けてくれることでしょう。
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