menu list買取商品 - ローズバンク 12年 アンブレンデッド シングルモルト
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ローズバンク 12年 アンブレンデッド シングルモルトの高価買取致します
ローズバンク 12年 アンブレンデッド シングルモルトのご紹介
買取参考価格 | 42000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ローズバンク蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | ローランド地区フォルカーク |
分類 | ピュアモルトウイスキー |
タイプ | 750ml/43度 |
3回蒸留の伝統製法を特徴とするローランドモルトの代表銘柄「ローズバンク(ROSEBANK)」よりリリースされた、酒齢12年以上の長期熟成シングルモルトウイスキー「ローズバンク 12年 アンブレンデッド シングルモルト」です。
大麦麦芽を原料につくられたモルトウイスキー100%のピュアモルトウイスキーは、1982年にボトリングされました。
通常のシングルモルトウイスキーよりも蒸留回数が多い分、雑味などが無い洗練された味わいに仕上がっており、柑橘系の香りを特徴としたライトな飲み口のエレガントさが個性となっています。
「ローズバンク 12年 アンブレンデッド シングルモルト」は、リリース年によってラベルデザインが異なるボトルが存在しますが、買取価格相場に大きな差異はございません。
ローズバンク 12年 アンブレンデッド シングルモルトの歴史
幻の閉鎖蒸留所が送り出した100%モルトのアンブレンデッド・ウイスキー
■1993年に閉鎖したローズバンク
18世紀後半の1840年、スコットランドのアイラ島より南東に位置するローランド地方の、綺麗な野バラが咲き誇るキャメロン村の運河のほとりで創業したのがローズバンク蒸留所です。
立地から「野バラの堤」と呼ばれた蒸留所では、伝統的なウイスキー製法の工程である3回蒸留を取り入れていたことにより、雑味の取れたクリーンで軽い味わいを特徴とする、柑橘系の香りが爽やかなウイスキーが造られていました。
イングランドに近いエリアに位置していたことから一時はウイスキー産業が繁栄したローランドでしたが、重税などの政策や近代化の波に押され、かつては30近い蒸留所で栄えた地から蒸留所は次々に閉鎖されてしまい、大きな面積を誇る地域でありながら現在稼働している蒸留所は6つのみととても少なくなっています。
かつては「ローランドの王」と呼ばれ、ローランドモルトとスコットランドのウイスキー産業を下支えしたローズバンク蒸留所も例外ではなく、紆余曲折ののち1993年に150年以上の長い歴史に幕を閉じ、惜しまれながらも閉鎖します。
それから25年以上の月日が経ち、幻の蒸留所として語り継がれていたローズバンクでしたが、2017年にディアジオ社から商標権を買い取ったインディペンデント・ボトラー「イアン・マクロード社」が蒸留所の再稼働計画を発表したことにより、世界中でウイスキーファンの歓喜に包まれました。
ローランドの象徴として愛されてきたローズバンク復活による新たな歴史の幕開けに大きな期待が寄せられています。
■ライトな飲みやすさが好評なローランドモルト
スコッチ6大産地のひとつで知られる「ローランドモルト(LOWLAND MALT)」は、ライトな風味でマイルドな飲み口を特徴とするドライなウイスキーで、クセが強すぎないことからウイスキーの独特な刺激が苦手な方や飲み慣れていない方でも受け入れやすいと言われています。
その反面、ウイスキーを長年嗜んできた中高年からの支持も高く評判が良いのも事実で、多種多様なお酒を飲んできたことで嗜好も変化し、個性を強調しすぎないローランドモルトが落ち着くという感想も多いそうです。
通常ウイスキー造りでは2回蒸留されることが一般的とされていますが、ローランドでは3回蒸溜を伝統製法として取り入れる蒸留所が多く、これによって軽くて飲みやすい味わいのウイスキーが生み出されています。
蒸留する回数が多いことによって原料の特性が薄れて雑味が削られるため、アルコール度数が高いながらもクリーンでクセのないライトな味わいに仕上がっているのです。
余計な要素を取り除き、麦本来の味が感じられる着飾らないローランドモルトの味わいは、スコットランドの主要な6大産地の中でも最も飲みやすいと言えるでしょう。
ローズバンク以外で有名なローラドモルトの銘柄には、「オーヘントッシャン」や「グレンキンチー」、2015年に再稼働した「ブラッドノック」などがございます。
■モルト100%のアンブレンデッド・シングルモルト・ウイスキー
ウイスキーは、「原料が穀物である」「糖化・発酵・蒸留を行っている」「木樽貯蔵で熟成している」という3つの条件を満たしていなければいけません。
生産国によっては、この3つの条件以外にも細かい規定が定められていることがあるため、それらすべてを満たしてはじめて「ウイスキー」と名乗ることができるのです。
原料となる穀物は一口で言っても多種多様にありますが、主に使用される穀物としてはライ麦、トウモロコシ、小麦、大麦麦芽が挙げられます。
この中で「モルトウイスキー」と名乗るためには大麦の発芽部分である「大麦麦芽」のみを原料とし、単式蒸留器(ポットスチル)で蒸留したウイスキーでなければなりません。
ポットスチルは、大量生産することはできませんが古くからの伝統的な製法で、ウイスキーの個性を際立たせる特長があります。
一般的に大麦麦芽を原料とするモルトウイスキーと言えば、スコットランドで造られるスコッチウイスキーと、日本で生産されているジャパニーズウイスキーです。
商品名「アンブレンデッド・シングルモルト(UNBLENDED SINGLE MALT)」の、アンブレンデッドとは別名「ピュアモルト(PURE MALT)」とも呼ばれるモルト100%のウイスキーのことで、さらに「シングルモルト」であることから、複数の蒸留所から集めた原酒を混合しているのではなく、ひとつの蒸留所でつくられたモルト原酒だけを使って瓶詰めされたウイスキーであるということがわかります。
アンブレンデッド・シングルモルトと冠しているだけに、蒸溜所の立地や環境によって育まれた唯一無二の個性が引き立った自信作であるということが伺い知れますね。
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