menu list買取商品 - ローズバンク 21年 トゥルーラブ ローゼスシリーズ 第一弾
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ローズバンク 21年 トゥルーラブ ローゼスシリーズ 第一弾の高価買取致します
ローズバンク 21年 トゥルーラブ ローゼスシリーズ 第一弾のご紹介
買取参考価格 | 210000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ローズバンク蒸溜所/エリクサー・ディスティラーズ |
地方 | スコットランド |
地区 | ローランド地区フォルカーク |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/55.1度 |
2016年11月にリリースしたローランドモルト「ローズバンク 21年 トゥルーラブ(ROSEBANK 21 YEARS OLD THE ROSES EDITION1 TRUE LOVE)」は、名高いウイスキー専門小売店で知られるザ・ウィスキー・エクスチェンジ社(TWE)の姉妹会社であり人気のボトラー「エリクサー・ディスティラーズ(旧スペシャリティ・ドリンクス社)」が手掛けたスペシャルボトルです。
1993年に惜しまれながら閉鎖したローズバンク蒸留所から残存する15樽を厳選し、酒齢21年以上の原酒をボトリングしたローゼスシリーズの第一弾として498本限定で発売されました。
ローズバンク蒸留所が閉鎖される以前の貯蔵原酒ストックは非常に少量のため、希少性が高いプレミア価格のボトルとなっております。
ローズバンク 21年 トゥルーラブ ローゼスシリーズ 第一弾の歴史
まろやかでライトな飲み口が特徴のローランドモルト「ローズバンク」
■ローランドモルトの歴史
ローランド(Lowland)地方はスコットランドの南東部に位置する北のハイランドと同様に広大な土地で、エジンバラやグラスゴー、アバディーンなどの主要都市を擁しているエリアです。
険しい山々に囲われたハイランド地方と違い、なだらかな低地で穏やかな自然風景が広がるローランドは、イングランドに近く、産業の要となる大都市を有していたことによって資本が流入しやすかったという位置柄からウイスキー産業の発展へとつながりました。
1689年から1788年までの約100年間にスコットランドで建設された31の蒸留所のうち、ハイランドが5か所、アイラが1ヵ所、ローランドが25ヵ所と圧倒的な数を誇っており、当時のスコッチウイスキーは90%がローランドで造られていると言われるほどでした。
しかし、1707年にイングランドがスコットランドを併合したことで、ウイスキー造りに高額の酒税が課せられるようになり、多くの酒造業者が人目につきにくいハイランド地方に逃れて密造を開始することとなります。
これにより、ウイスキー造りが急速に衰退したローランドの蒸溜所は、連続式蒸留機を導入し、大麦に比べて安価なトウモロコシやライ麦、小麦などの穀類を主原料とした「グレーンウイスキー」の製造を開始しました。
これが、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドする「ブレンデッドウイスキー」を誕生させるきっかけとなり、飲みやすさと安定した品質でスコッチウイスキーを世界へと広げることになったのです。
このような経緯により、現在のローランドは「グレーンウイスキー」のイメージが強くあります。
■ローランドモルトの特徴
ローランドモルトの特徴は、スペイサイドに比べてはるかに軽く、麦芽本来のフレーバーが強く香るやや辛口でドライな「都会的な味わい」です。
このように喩えられるのは、スコットランドでも産業の発展したローランドの風土が、モルトウイスキーにも表れているからでしょう。
ローランドモルトのライトな味わいのもととなるのが、「3回蒸溜」という伝統的な製法です。
ウイスキーの蒸溜工程は、「初溜」「再溜」と呼ばれる2回蒸溜が一般的で、この場合、アルコール度数が65~75度のモルト原酒(ニューポット)が造られます。
ここからさらに3回目の蒸溜を行うことによって、より純粋なアルコールに近くなり、雑味やクセのない、ライトでまろやかな味わいのウイスキーが誕生するのです。
「ローランドの王」と称されたローズバンク蒸留所でも、閉鎖される1993年まで3回蒸溜されていたことで知られています。
その酒質は、繊細でエレガントながらも芯の通った強さと心地良い甘さが素晴らしく、多くのウイスキー評論家から高い評価を受けた支持の厚い銘酒として今もなお世界中のウイスキーファンを魅了しています。
■復活が待たれるローズバンク蒸留所
かつては「ローランドの王」と呼ばれ、ローランドモルトを象徴する銘柄として世界中の人に愛されるスコッチウイスキーを作り続けてきた「ローズバンク(ROSEBANK)蒸留所」は、1840年に創業してから英国ディアジオ社により1993年に閉鎖されるまで、約150年以上稼働を続けた蒸留所です。
蒸留所があるエリア近辺に野バラが咲き乱れていたことから「野バラの堤」という愛称でも親しまれていたローズバンクは、ウイスキーファンにとっては聖地と言っても過言ではないほど特別な場所として知られています。
閉鎖から25年以上が経ち、今では「幻の蒸留所」とまで呼ばれるようになったローズバンク蒸留所でしたが、ブレンダーも行うインディペンデント・ボトラー「イアン・マクロード社」がディアジオ社から商標権を買い取ったことにより、2017年には再稼働が発表されました。
ローズバンク蒸留所の復活を世界中の多くのファンが今か今かと待ち望んでいます。
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