menu list買取商品 - ローズバンク 25年
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ローズバンク 25年の高価買取致します
ローズバンク 25年のご紹介
買取参考価格 | 110000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ローズバンク蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | ローランド地区フォルカーク |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/61.4度 |
1993年に閉鎖された「ローランドの王」と呼ばれるローズバンク蒸溜所で1981年に蒸留し、加水など一切手を加えないカスク・ストレングスで高アルコール度数61.4%のまま2007年にボトリングされたオフィシャルボトルです。
ローランド地方の伝統製法「3回蒸留」で飲みやすさを特長につくられたローズバンク25年は、わずか4,710本だけが瓶詰めされた非常に入手困難な希少価値の高い1本となっております。
豊かなオークの香りや軽いピート香と、フルーティーで麦由来のコクのある甘みが印象的な味わい深い長期熟成のシングルモルト・スコッチウイスキーです。
ローズバンク 25年の歴史
全生産量わずか4710本の入手困難なオフィシャルモルトウイスキー
■1981年蒸留の限定品、ローズバンク25年
ローズバンク蒸留所が閉鎖される1993年5月よりから遡ること12年、1981年に貯蔵されたモルト原酒はそれから25年以上もの間樽の中で眠り続け、2007年に長期熟成シングルモルトウイスキーとしてローズバンクで瓶詰されました。
ナンバリングされたローズバンク25年のボトリングはわずか4,710本。
蒸留からボトリングまで製品化する全過程をローズバンク蒸留所が行ったオフィシャルボトルは、安定した品質と蒸留所の個性がわかりやすいので好んで選ばれることが多いようですが、ローズバンクは既に稼働停止している上、閉鎖されてしまった蒸留所でもあることから、現在は簡単に手に入れることができない代物としてプレミア性が高まっています。
すでに飲まれたボトルがあることも考えると、未開栓ボトルがネットオークションなどで20万円を超える高額で落札されていることにも納得ですね。
25年物のウイスキーという時点ですでに貴重ですから、閉鎖蒸留所の公式ボトルという付加価値はより別格であることがわかります。
ローランドの伝統である3回蒸留を行ったローズバンク25年は、長期熟成による円熟したまろやかな口当たりながらも予想以上に壮大な味わいで、煮込んだフルーツやバニラなどコクのある凝縮した甘い風味が感じられます。
オイリーで豊潤なボディと繊細なアロマのテクスチャが織りなす味わいには、しっかりとローズバンクならではのスモーキーさやスパイシーさが存在感をアピールしており、滑らかで飲みやすい洗礼された逸品に仕上がっております。
非常に入手困難なシングルモルトですが、ウイスキーファンにとっては是非とも一度は飲んでみたい逸品でしょう。
■ローランドモルトを象徴するローズバンク
スコットランドの中で20番目に人口の多い街、南部に位置するローランド地方のフォルカークという街にローズバンク蒸留所はありました。
野ばらが咲き乱れるキャメロン村のフォース・アンド・クライド運河のほとりで1840年に創業したローズバンクは、ローランドに伝わる蒸留製法「3回蒸留」を大切に守り続けた蒸留所としても知られており、滑らかで口当たりがよくライトな飲みやすさで多くの人々を魅了してきたブランドです。
元々は1773年に創業したキャメロン蒸留所を建て直し、同所在地でローズバンク蒸留所として新たなスタートを切ったローズバンクは、1864年にキャンベルタウンやスペイサイドなど周辺地域の有名な蒸留所に負けない品質のウイスキーを造るため蒸留所の立て直しを行います。
これにより需要は急増し、生産が追い付かないほどまでの人気となりますが、20世紀に訪れるウイスキー産業の不況に飲み込まれ、数回にわたる経営者の変更など紆余曲折を経ながらも、1993年に惜しまれながら閉鎖されることとなりました。
閉鎖から25年以上の年月が経ち、今では「幻の蒸留所」とまで呼ばれるようになったローズバンク蒸留所でしたが、2017年に再稼働が発表されています。
これまで何度も再開のウワサはあったものの具体的な目途が立つことはなくこれまで実現には至りませんでしたが、インディペンデント・ボトラー「イアン・マクロード社」がディアジオ社から商標権を買い取ったことにより、ファン待望のローズバンク復活が正式に現実となったのです。
閉鎖から四半世紀を経たローズバンク蒸留所の再稼働を多くの人々が待ち望む今、ローランドモルトの歴史における新たな1ページの始まりに世界中のウイスキーファンから大きな期待が寄せられています。
■伝統のウイスキー製法で知られる3回蒸留とは
軽快なフレーバーで飲みやすさを特長とするウイスキーが多い傾向にあるローランドモルトは、スコッチウイスキーの製造工程では珍しいとされる「3回蒸留」を取り入れていることで知られています。
一般的なスコッチウイスキーの製法とされる2回蒸留との違いは、端的に言うと味と香りです。
3回蒸留製法を用いることで、通常の2回蒸留よりもニューポット(蒸溜を重ねた末に排出される樽詰め前の原酒)が高いアルコール度数で抽出され、3度の蒸溜プロセスで原材料の雑味が削られることにより滑らかで軽やかな味わいが特長のウイスキーに仕上がります。
元はアイルランドで伝統的に行われている3回蒸留ですが、スコットランドでも盛んに行われた時期もあり、その代表に挙げられるのがまさにローズバンクでした。
現在のローランド地方ではほとんどの蒸留所でグレーンウイスキー造りが行われており、モルトウイスキーを製造する蒸留所はわずか5か所となっていますが、その中でもオーヘントッシャン蒸留所では今もローランドモルトの伝統というべき3回蒸溜を続けています。
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