menu list買取商品 - サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 1988
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サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 1988の高価買取致します
サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 1988のご紹介
買取参考価格 | 62000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | サロン |
地方 | シャンパーニュ |
地区 | コート・デ・ブラン |
分類 | シャンパーニュ |
タイプ | 750ml/12度 |
サロンの1988年ヴィンテージは、熟成のピークで最良の飲み頃を迎えた品と言われた、熟成年数30年のシャンパーニュです。
サロンは、「50年10年熟成させることのできるスタイルになる年にしか造らない」と言われるほど、熟成に時間をかけてきた、こだわりの強い商品です。
88年ヴィンテージの特徴は、ジンジャーの抜け感のあるアロマが香りが漂い、ドライフルーツのような凝縮された果実の味わいが口の中に広がります。
※1500mlは買取価格が異なります。
サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 1988の歴史
フランス王室の権力争いの象徴でもあったワイン
■ワインで権力争いをしてきたフランス王室
フランスワインの歴史を紐解きますと、そこには必ずフランス王室が登場します。
時の権力者に最高級品質のワインを贈るため、激しいブドウ畑の争奪戦が繰り広げられたと歴史に記されていることからも分かるように、ワインが権力争いに一役買ってきたのは明らかです。
とりわけよく知られているのが、ロマネコンティです。
ルイ15世の時代、フランスで最高品質と評価されたワインは、サン・ヴィヴィアンのロマネにあるブドウ畑のものでした。
このブドウ畑を巡ってバトルを繰り広げたのが、大貴族として知られるコンティ公と、ルイ15世の寵愛を受け王宮入りしましたものの、元は平凡な徴税請負人の妻でしかなかったポンパドゥール夫人です。
勝負の結果、ブドウ畑を手に入れたのはコンティ公で、その結果、彼の名を冠したロマネコンティが生まれたというわけです。
ただ、ポンパドゥール夫人の恨みはかなりのものだったとみえ、宮廷からブルゴーニュワインを一掃した上で、ボルドーのシャトー・ラフィットを献上したばかりか、フランスではあまり好まれなかったシャンパーニュを褒めたたえてまで、コンティ公に当てつけたという話が残っています。
その中でも、酔って美貌を損ねないのはシャンパーニュだけというポンパドゥール夫人の言葉は、ポンパドゥール夫人が絶世の美貌を持っていただけにシャンパーニュを大いに宣伝することになりました。
これを聞いて世の多くの女性が、きれいに酔いたいならシャンパーニュと思い込んだとしても不思議ではありません。
ポンパドゥール夫人は類まれなる美貌によってルイ15世に見染められ、王室における力を拡大していったことが歴史にはっきりと記されているからです。
■ポンパドゥール夫人が称賛したシャンパーニュ
シャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインだけがシャンパーニュと名乗ることができますが、王室の歴史においては最上級はやはりワインであり、シャンパーニュはあまり人気がありませんでした。
むしろ、イギリスで人気があったことから、輸出向けのワインという側面を持っていたと言えます。
そんなシャンパーニュを特別なものにしていったのが、シャンパーニュ地方のメゾンの存在です。
世界にその名を馳せるメゾンもあれば、希少価値の高い高品質のシャンパーニュだけを作ることにこだわっているメゾンなど、それぞれのメゾンの工夫と努力が、シャンパーニュ地方のスパークリングワインを長い歴史の中で、特別なシャンパーニュというお酒へと変えていったのは間違いないでしょう。
■シャンパーニュメゾンの中にある孤高のメゾン
数多くのメゾンがあるシャンパーニュ地方ですが、創業して100年になる「シャンパーニュメゾン・サロン」は、創業から100年の間にたったの30のヴィンテージしか世に送り出していないことから、孤高のメゾンと呼ばれています。
シャンパーニュ製造技術がなく、ブドウを確保できないというわけではありません。
むしろその逆で、優れた製造技術と秀逸なクリュを持っています。
それでいて、サロンが100年の間にわずか30ほどのシャンパーニュしか世に送り出さなかったのは、単一であることにとことんこだわったからです。
単一にこだわるとは、その年の内、たった一つのクリュで収穫したブドウを使い、その品種はシャルドネなどの白ワインづくりに適した品種の内、これまたたった一つに限定していること、そして単一ヴィンテージであるという3つの条件が揃いませんと、シャンパーニュは作らないということを意味します。
こうなると必然的に作れる年は限られていて、それが100年の間に30という結果になったのも合点がいきます。
■単一にこだわったからこそ出来上がったシャンパーニュは最高品質
「サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル1988」は、単一にこだわるサロンが造り出した中でも、熟成年数30年のヴィンテージシャンパーニュです。
通常、シャンパーニュは3年の熟成年数を経るとヴィンテージとなりますが、サロンでは3年ではなく、10年、50年と熟成させられると判断した条件の年にしか作らないと言いますから、そのこだわりたるやすごいものがあります。
30年の時を経たサロンのヴィンテージシャンパーニュは、ジンジャーの抜け感のあるアロマの香りに、ドライフルーツのように凝縮された果実の味わいが特徴です。
熟成のピークで最良の飲み頃を迎えた品と言われた、熟成年数30年のシャンパーニュです。
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