menu list買取商品 - サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 2006
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サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 2006の高価買取致します
サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 2006のご紹介
買取参考価格 | 53000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | サロン |
地方 | シャンパーニュ |
地区 | コート・デ・ブラン |
分類 | シャンパーニュ |
タイプ | 750ml/12度 |
数多くあるシャンパーニュメゾンの中でもその偉大さと厳格さから「孤高の存在」と称えられる「サロン(SALON)」ブランドは、様々なワイン専門誌から高い評価を受ける唯一無二の味わいを魅力としています。
良質なブドウが収穫された年にだけリリースするこだわりと、数少ない生産本数ゆえの希少性から、シャンパン愛好家たちの間では「幻のシャンパン」とも呼ばれています。
2006年に収穫されたブドウの特徴である「糖分」と「適度な酸味」が最大限に活かされた仕上がりとなったのが、シャンパーニュ「サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 2006」です。
原料のブドウにはシャドルネのみを使用しており、11年もの長期熟成を行うことで果実のフレッシュさと酸味が際立つみずみずしい味わいとなっています。
サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 2006の歴史
シャンパーニュの歴史と人々を虜にしてきたその魅力
■好ましいワインではなかった理由
泡立つワインが歴史に登場したのは紀元522年のことで、ワインづくりの過程において泡立つという現象は早くから見られたことが分かります。
そのため、泡立つこと自体はそれほど珍しかったわけではなく、ワインづくりの歴史が刻まれていく中で、しばしば泡立つワインに関する記述が登場していました。
好ましい表現もあればそうでないものもあり、好き嫌いがはっきり分かれるワインだったと推測されるのは、おそらく味の良し悪しがあったに違いありません。
極上のワインと表現されたかと思えば、1572年にはグラスの中で泡が跳ねる様子を見て、死人が飲むのにふさわしいと評したイタリア人医師の言葉がフランス語に訳された文書も残っています。
そんな泡立つワインの歴史が変わったのは、1670年から1690年にかけてでした。
シャンパーニュ地方において、特殊な醸造技術が完成し、泡立つワインは発泡性ワインへと名を変え、さらにはシャンパーニュへと変遷していったのです。
■泡立つワインをシャンパーニュに変えた要素
当時、シャンパーニュの地においても、泡立つワインは困りものでした。
もともとはシャンパーニュ地方でも赤ワインが飲まれており、修道士だったドン・ペリニヨンはミサで使う赤ワインの管理を任されていたことから、ワインが発泡することに誰よりも困っていました。
現在、高級シャンパンの代名詞としておなじみのドンペリニヨンは、泡立つワインに苦労した修道士ドン・ピエール・ペリニヨンが、ワインを泡立たせないようにするのではなく、泡立ったワインでもおいしく飲むようにできないかと発想を変え、白ワインを作るという考えに転換をしたことが、シャンパーニュを生み出す第一歩となりました。
おいしい赤ワインができるブルゴーニュ地方と比較すると、シャンパーニュ地方は寒さの厳しい地域であったため、どうしてもワインの品質ではブルゴーニュに勝てず、その上泡立つ現象が起こることによって、雑味のあるまずい赤ワインになってしまうのですから、ドン・ピエール・ペリニヨンの苦労は並大抵のものではなかったことでしょう。
そんな困りもののワインをなんとかしようと、赤ワインではなく、シャンパーニュ地方の気候に合った白ワインを作る技法を模索します。
それに成功したことが現在のシャンパーニュの起源ともなり、その意味でもドンペリニヨンというシャンパーニュは特別な功績をもたらしたものと言えます。
■シャンパーニュに設けられた厳格な規定
シャンパーニュ地方独特の発泡性ワインは、ルイ15世の寵愛を受けた絶世の美貌の持ち主ポンパドゥール夫人をして、酔っても美貌を損ねないのはシャンパーニュだけといわしめるほどに美味なワインとして広まっていきます。
厳格な規定も設けられたことで、一定の条件を満たすものだけがシャンパーニュという名のスパークリングワインとされました。
泡立つスパークリングワインの中で、選ばれしものとなったわけです。
そんなシャンパーニュで、自分自身がとことん満足できる至高のシャンパーニュを作ろうとメゾンを立ち上げたのが、毛皮商だったウジェーヌ・エメ・サロンです。
シャンパーニュに惚れこむあまり、自らメゾンを作ったのですから、どれほどシャンパーニュを愛していたかがお分かりいただけるのではないでしょうか。
■孤高の存在のメゾンへ
彼の名を取ってSALON(サロン)と名付けられた新しいメゾンは、1920年に創業した時点ですでにヴィンテージがあり、1911年には出来上がっていたとされることから、どのようにヴィンテージを作ったのかなど謎多きメゾンでもあります。
さらに、ウジェーヌ・エメ・サロンは至高のシャンパーニュづくりのためにメゾンを立ち上げたとあって、これなら最高のシャンパーニュになると確信できる年にしか、シャンパーニュづくりを行いませんでした。
しかも、そもそも販売する気はなかったと言いますから、ウジェーヌ・エメ・サロンが手掛け始めたころはそれでよかったのでしょう。
いま、サロンが孤高の存在として世界中のシャンパーニュ愛好家たちから注目されているのは、メゾンとして確たる地位を築いてなお、このこだわりを変えずにいるからです。
■シャンパーニュ愛好家たちの憧れのメゾン
よいシャンパーニュが作れると判断した年にしかシャンパーニュづくりを行わない理由は、通常3年ほどの熟成で完成するヴィンテージシャンパーニュを、サロンでは10年以上かけて熟成させるためです。
これによって、他のメゾンとは大きく異なる風味を生み出します。
「サロン ブラン・ド・ブラン ル・メニル 2006」は、2006年に収穫された単一品種・シャルドネだけの糖分と適度な酸味が最大限に活かされたシャンパーニュで、11年の長期熟成を経て生まれた果実のフレッシュさと酸味を際立たせたみずみずしい味わいになっています。
希少価値が高いだけあって、世界中のシャンパーニュ好きが手に入れたいと願っている逸品です。
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