menu list買取商品 - サッシカイア 2009
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サッシカイア 2009の高価買取致します
サッシカイア 2009のご紹介
買取参考価格 | 10000円前後
生産国 | イタリア |
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生産者名 | テヌータ・サン・グイド |
地方 | トスカーナ州 |
地区 | ボルゲリ |
分類 | イタリアワイン |
タイプ | 750ml/13度 |
2009年のサッシカイア(SASSICAIA)は、過去のヴィンテージの中でもトップクラスの出来栄えと言われるほど、赤・黒果実の活き活きとした果実感や芳しさと、肉厚ながらもしなやかなタンニンのバランスが素晴らしい味わいです。
丁度良い湿度の春、着々と熟成を続けた暑い夏、そして収穫期には涼しい気候と一年を通して素晴らしい年に恵まれたこの年のブドウは、充実した豊かさを示し、長期熟成にも耐えうるワインに仕上がっています。
味わいはしっかりとしたフルボディで、ダークフルーツやブラックベリー、スパイスなどが織り交ざった重い香りに、豊かな抽出感とポリフェノールが感じられます。
※ハーフボトル(375ml)、マグナムボトル(1500ml)は買取価格が異なります。
サッシカイア 2009の歴史
サッシカイアの中でも最高の傑作品と称されるヴィンテージワイン
■過去最高との誉れ高いヴィンテージワイン
サッシカイア(SASSICAIA)の2009年ものは、過去に発売されたヴィンテージワインの中でもトップクラスの出来栄えとなっており、過去最高とも言われるほど上質なワインに仕上がっています。
2009年のサッシカイアは、他の年に造られたサッシカイアよりもさらに時間をかけてゆっくりと熟成しました。
そのため、豊かな果実の抽出感と深いポリフェノールの風味が感じられ、重厚な美味しさを思う存分堪能することができます。
2009年に収穫されたブドウは「ブドウの当たり年」と言われ、気候にも大変恵まれた年でした。
春はブドウの成長に適した湿度となり、夏の暑さは熟成を続けるのに最適な温度で、ブドウを収穫する時期になると涼しさが訪れるという、まさにこれ以上の条件は揃わないと思えるほどの素晴らしい年となりました。
サッシカイア(SASSICAIA)2009は、ダークフルーツやブラックベリー、プラムなどの果実に、タバコやグリルハーブなどのスパイスも織り交ぜた、深く芳醇な香りと風味が同時に楽しめる一本となっています。
そのため樹脂とスモークしたタール臭が感じられますが、それもまたサッシカイア(SASSICAIA)2009ならではの旨味を引き出すことにつながりました。
新鮮な泡立ちとタンニンのしっかりとした風味が生きた、ボルドーワインの美味しさを存分に味わうことができるうえに、長期熟成にも向いているワインとなっています。
■スーパートスカーナの先駆け的存在
今やイタリアワインの中でも知らない人はいないとまで言われるほど、不動の地位を築いたサッシカイアですが、もともとはオーナーが個人消費用として造り始めたプライベートブランドでした。
オーナーのインチーザ・デッラ・ロケッタ家は、ティレニア海が目の前に広がるトスカーナ州マレアンマ地方のボルゲリ地区にテヌータ・サン・グイドという広い農園を持っていました。
この土地はボルゲリの領主・ゲラルデスカ家の娘と、マリオ・インチーザ侯爵が結婚したときにマリオ・インチーザ侯爵が引き継いだものです。
マリオ・インチーザ侯爵は無類のワイン好きとして有名で、イタリアで好まれる土地に根付いた品種のサンジョベーゼワインではなく、フランスのボルドーワインを好んで飲んでいました。
マリオ・インチーザ侯爵は、自分が飲むためにフランスからボルドーワインを手に入れていましたが、戦争のためにだんだんと入手することが困難な状況になっていったのです。
そこでマリオ・インチーザ侯爵は自らの手で、ボルドーワイン造りに取り組み始めたのです。
1944年、マリオ・インチーザ侯爵はボルドーのシャトー・ラフィットから「カベルネ・ソーヴィニヨン」の苗木を手に入れました。
そしてその苗木を、自分の畑であるテヌータ・サン・グイドに植えたことから、サッシカイアの歴史は始まったと言えます。
サッシカイアは石ころだらけの土地でしたが、奇しくもその土地柄はボルドーの故郷・メデック地区に大変酷似していました。
すなわち、ボルドーワイン造りに欠かせないブドウである「カベルネ・ソーヴィニヨン」を栽培するには、サッシカイアはこれ以上ないほど適した地質を備えていたのです。
この恵まれた環境が、のちにイタリアの規定を変えさせるほどのスーパートスカーナを生み出すことになるとは、オーナーであるマリオ・インチーザ侯爵でさえ当時は想像だにしていませんでした。
■夢を実現させたマリオ・インチーザ侯爵
マリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵は、若いころから「高貴なワインを造る」という夢を持っていました。
しかしサッシカイアはもともと自家消費を目的として造られていたため、造られる本数は非常に少なく地元のみでの消費となっていました。
しかし醸造コンサルタントにはジャコモ・タキス氏を迎え、タキス氏の「質の良いブドウができれば、コンサルタントのなすべき仕事はほとんどない」という、「タキス流の考え」に則ってサッシカイアは造られました。
タキス氏が考えるタキス流とは、徹底した土造りとブドウ造りが、全てのワイン造りの根底になるということで、これまでにアルジャーノの「ソレンゴ」や、アンティノリの「ティニャネッロ」に「ソライア」などの逸品を作り出してきたタキス氏の実績が物語っています。
タキス氏の考えが忠実に守られた末、最高の出来栄えとなって誕生するのが、マリオ・インチーザ侯爵が夢見たサッシカイアであると言っても過言ではないでしょう。
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