menu list買取商品 - 佐藤 黒さつま 1800ml
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佐藤 黒さつま 1800mlの高価買取致します
佐藤 黒さつま 1800mlのご紹介
買取参考価格 | 1600円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 佐藤酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 霧島市 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 1800ml/25度 |
鹿児島県霧島市に蔵を構える佐藤酒造のルーツともいえるお酒、それが黒麹仕込みの本格派芋焼酎「黒さつま」です。
黒麹仕込み独特のインパクトのある甘さと芋特有の香ばしい香りを持つ「黒さつま」は、蔵元のレギュラー焼酎「さつま」に比べると透明感があり、丁寧な熟成によって繊細でなめらかな舌触りを持たせながら飲み飽きしない焼酎に仕上っております。
ストレートやロックでも美味しくいただけますが、水割りにするといっそう芋焼酎の醍醐味とも言えるサツマイモの甘さが引き立ちます。
※720mlボトルは買取価格が異なります。
佐藤 黒さつま 1800mlの歴史
鹿児島焼酎の歴史とともに味わいたいルーツの酒
■明治創業 鹿児島の酒造
「佐藤 黒さつま 1800ml」を手掛けるのは、明治39年(1906年)創業の「佐藤酒造」です。
焼酎の本場、鹿児島県霧島市に蔵を構え、屋号を背負う代表銘柄「佐藤」のほかにさつまブランドの銘酒を造り続けています。
鹿児島の姶良郡加治木町で創業した佐藤酒造は、昭和27年(1952年)に、太平洋戦争の終戦(昭和20年)に伴い牧園町へ場所を移し、佐藤酒造有限会社を設立しました。
その後、昭和45年(1970年)に後の国分酒造協業組合となる加治木酒造協業組合の設立とともに加盟すると、蔵は休業となります。
昭和59年(1984年)組合を脱退し、再び佐藤酒造有限会社として復活すると、情熱のこもる誠実な焼酎造りに打ち込み始めました。
現在では焼酎界において非常に高い知名度を誇る酒造ですが、決して大きくはない酒蔵で毎年一つひとつ丁寧に、間違いのない焼酎を造り続けています。
佐藤酒造は、本格焼酎を生んだ鹿児島の歴史と蔵と、焼酎造りを支えてきたすべての人たちの想いに誇りを持って焼酎造りに励んでいます。大量生産に頼らずに、いまもなお職人技が光る属人的なお酒造りにこだわる姿勢にも、誇りが見て取れるでしょう。
多くのプレミア焼酎がそうですが、佐藤酒造もまた造りに対するこだわりを持ち、数に限りがありながらも極上の逸品を毎年仕上げていくのです。
今でこそ大成功を収めた蔵として有名ですが、蔵を休業せざるを得なかった歴史的な想いは、いま、酒造を前へ推進する強い原動力となっています。
■鹿児島焼酎の歴史
鹿児島焼酎は江戸中期以降に広がりました。
1705年に琉球からサツマイモの苗が薩摩に持ち込まれ、栽培が始まったとされています。
このサツマイモから芋焼酎が生まれるわけですが、育ての親と言われているのが幕末の名君、薩摩藩第11代藩主 島津斉彬公です。
斉彬公は先見の明に優れ、西欧諸国に対抗できる軍備を整えるため、機械工業の操業を始めました。このとき、近代工業に必要な大量のアルコールを生み出すために、安価なサツマイモが使われたのです。
余剰分は地場の特産品にせよとの命により、芋焼酎は瞬く間に庶民に愛される酒として根付いたという歴史があります。
工業の近代化に伴って生まれた特産品の芋焼酎は、全国に愛される酒へと成長しました。現在でも鹿児島県内で100軒以上の酒蔵が芋焼酎を仕込んでいます。
ちなみに芋焼酎で欠かせないのが原料となるサツマイモですが、その多くは昭和50年代に鹿児島で改良した黄金千貫という品種です。
アルコールの元となるデンプンが多く、甘くホクホクとした栗のような味わいが特徴です。
鹿児島焼酎はクセがなく上品だと絶賛されますが、それまでの芋焼酎といえば、臭くて強いというイメージが持たれていました。
県産の紅イモや紫芋、新しい橙芋などを使った芋焼酎も生み出されていますが、サツマイモに対するこだわり、誠意と愛を込めた地元の酒こそが鹿児島焼酎と言えるでしょう。
■黒麴菌の歴史
気温の高い九州において、もろみ(蒸留する前の焼酎の素)の腐敗は大きな問題だったと言われています。
当時の焼酎の造り手は深刻な問題に頭を抱えていましたが、気温の高い九州ではどうにもならない地域特有の問題だったのです。
もろみの腐敗の要因はいくつかありましたが、その内の一つが麹菌でした。
当時は清酒造りに使われる黄麹菌を使っていましたが、この麴菌は気温の低い地域に適した菌であり、九州には合わなかったのです。
そこで目を付けたのが、さらに気温の高い琉球の泡盛でした。
ご存じの通り、泡盛には黒麴菌が使用されていますが、黒麴菌はクエン酸の生成力が強く酵素力が強いため、防腐と糖化に高い働きを持っていたのです。
焼酎の父とも言われる河内源一郎氏は大蔵省(現財務省)の役人であり、26歳で鹿児島工業試験場の技師として赴任した人物です。
河内氏は赴任後に焼酎工場を視察していたとき、せっかく造った焼酎が腐ってしまうという問題を造り手から相談されました。
氏は泡盛に目を向け、早速泡盛造りで使われる種麹を取り寄せて研究を始めました。
そして種菌から焼酎造りに適する種麹菌の分離に成功し、泡盛黒麴菌と名付けたのです。
この菌の学名は、「アスペルギルス・アワモリ・ヴァル・カワチ」と呼びます。
氏の研究によって、鹿児島だけでなく九州全土の焼酎造りの技術が飛躍的に向上したことは言うまでもありません。
■佐藤酒造のルーツ 黒麹仕込みの本格派芋焼酎「黒さつま」
黒麹仕込みの本格派芋焼酎「佐藤 黒さつま」は、佐藤酒造のルーツとも言える焼酎です。
黒麹独特のインパクトある甘さと、鹿児島のサツマイモならではの香ばしい香りが特徴の黒さつまは、透明感のある飲み飽きない焼酎として定評があります。
蔵元のレギュラー焼酎はさつまですが、丁寧な熟成によりさらに繊細で滑らかな舌触りに仕上がっているのが特徴でしょう。
芋焼酎の醍醐味と言えるサツマイモの甘さをダイレクトに味わうには、ぜひロックで楽しんでみてください。
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