menu list買取商品 - シーグラム セブンクラウン
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シーグラム セブンクラウンの高価買取致します
シーグラム セブンクラウンのご紹介
買取参考価格 | 450円前後
生産国 | アメリカ |
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生産者名 | アンゴスチュラ蒸留所 |
地方 | インディアナ州 |
地区 | ローレンスバーグ |
分類 | アメリカンブレンデッドウイスキー |
タイプ | 750ml/40度 |
「シーグラム セブンクラウン」は、スコッチでもバーボンでもなく、世界で最も有名で個性的な良質の原酒だけをブレンドして作られるアメリカン・ブレンデッド・ウイスキーです。
アメリカで「セブン」と呼ばれる名称の由来は、製造にあたり用意された十数種類あるブレンドの中から「7番目のブレンドが選ばれたこと」に加え、「王者のしるしである王冠」を組み合わせて「セブンクラウン」と名付けられました。
ほのかにライ麦のスパイシーさを感じさせる繊細な香りで、骨格のしっかりとしたクリーンな味わいが特長です。
口に含むとスパイシーさが広がり、すっきりとしたフィニッシュへと導きます。
シーグラム セブンクラウンの歴史
広く愛されるウイスキー シーグラム セブンクラウン
■アメリカン・ブレンデッド・ウイスキー
大きくデザインされた7が印象的な「シーグラム セブンクラウン」は、スコッチでもバーボンでもなく、良質の原酒だけをブレンドして造られるアメリカン・ブレンデッド・ウイスキーです。
世界で最も有名なウイスキーの一つです。
スムーズで口当たりが良く飲みやすいのが特徴で、ほのかにライ麦のスパイシーさを感じさせる繊細な香り、骨格のしっかりとしたクリーンな味わいが特長です。
口に含むとスパイシーさが広がり、スッキリとしたフィニッシュへと導きます。
セブンクラウンは、飲まれ方も自由で、オレンジジュースやコーラで割って飲むなどさまざまな楽しみ方がされています。
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」ではジョン・トラボルタ演じる主人公は、”セブン・セブン”を愛飲しています。
セブンクラウンを炭酸飲料セブンアップで割って飲むものです。
■歴史を見つめてきたシーグラム
1857年、カナダのオンタリオ州に、後にシーグラムとなる蒸留酒製造所が開かれました。
その後にイングランド移民であったジョセフ・シーグラムが経営者となり、「シーグラム83」、「シーグラムVO」を売り出します。
これらはベストセラーとなり、シーグラムは名門として知られるようになりました。
しかし、1920年からアメリカで施行された禁酒法やカナダでの禁酒規制により、シーグラムは経営難に陥り、1927年、ユダヤ系移民のサミュエル・ブロンフマンが設立したディスティラーズ社により、買収されました。
禁酒法は1933年まで続きますが、ブロンフマンはアメリカでの酒の密売により大きな富を得ることとなったのです。
カナダでも禁酒規制が出されていましたが、輸出用のウイスキーの生産を認めていたため、アメリカのギャングなどとつながり、アメリカに酒を供給していました。
ブロンフマンは北米有数の大富豪となり、造酒王と呼ばれるようになったのです。
禁酒法が開けて1年半後の1934年、「シーグラム セブンクラウン」は発売されました。
熟成の足りない質の悪いウイスキーが出回る中、セブンクラウンは高品質で売ることで、販売2ヶ月で販売量アメリカ首位となりました。
セブンクラウンの名前の由来は、製造にあたり用意された十数種類あるブレンドの中から、7番目のブレンドが選ばれたからだと言われています。
また、王者のしるしである王冠を組み合わせることで、「セブンクラウン」と名付けられました。
ブロンフマンの後は、息子であるエドガー・ブロンフマンが2代目となり、3代目はそのまた息子であるエドガー・ブロンフマン・ジュニアとなりました。
エドガー・ブロンフマン・ジュニアは、エンターテイメント業界に興味があり、MCAなど買収するための資金として、シーグラムの売却を行います。
現在、シーグラムは英国のディアジオ社が製造を行っています。
セブンクラウンはいまもなお、アメリカのカルチャーに溶け込んで愛されるウイスキーとなっています。
■お酒との節度のある付き合い方を普及させる
初代のブロンフマンは1934年から「DRINK MODERATELY」(節度を持って飲みましょう)キャンペーンを行います。
これは、禁酒法がなくなったものの、体に悪い飲み方をするなど、アメリカでのウイスキーの評判が悪かったため、会社としても過度ではなく適度に付き合う飲み方を提示する方が、長い目で見たときに利益になると判断し、行ったものです。
ウイスキーは生活必需品ではなく嗜好品で、高品質のウイスキーを、節度を守って飲むよう訴える広告を新聞や雑誌で展開しました。
アルコール中毒者を念頭に「飲むべきでない人もいる」というメッセージを出したり、「父親が節度を持って飲酒すれば、子どもたちもお酒と適切な付き合いができる」など家族を大事にするメッセージを出したりと、ウイスキー会社としては革新的なメッセージを打ち出します。
このキャンペーンは好意的に受け止められ、消費が落ち込むことになりかねない広告を出したシーグラムの姿勢を称え、何千もの手紙が届いたと言います。
シーグラムは時代の流れをきちんと捉え、適切なメッセージを訴えていくことで、今日まで長く広く愛されるウイスキーブランドとなったといえるでしょう。
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