menu list買取商品 - 初号 スーパーニッカ (Super Nikka) 復刻版
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初号 スーパーニッカ (Super Nikka) 復刻版の高価買取致します
初号 スーパーニッカ (Super Nikka) 復刻版のご紹介
買取参考価格 | 2300円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | アサヒビール株式会社/ニッカウヰスキー株式会社 |
地方 | 東京都 |
地区 | 港区 |
分類 | モルト/グレーン/ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
1962年に発売した「初号スーパーニッカ」の香りや味、デザインを再現した品です。
未開封で現存していた「初号スーパーニッカ」の中味をブレンダーがテイスティングしました。
口当たりは柔らかく甘い味わい、モルトの甘い香りと芳醇な熟成香が漂い、ビターなコクが口いっぱいに広がります。
はっきりとした潮風を思わせるピートの余韻が長く残ります。
初号 スーパーニッカ (Super Nikka) 復刻版の歴史
スーパーニッカの原点がよみがえる愛妻へ捧げる逸品
■ 愛妻に捧げるために誕生したウイスキー
「初号 スーパーニッカ (Super Nikka) 復刻版」は、1962年に発売された「初号スーパーニッカ」を再現したブレンデッドウイスキーです。
未開封で現存していた初号スーパーニッカをマスターブレンダーがテイスティングしたもので、発売当時と変わらない風味と香りが忠実に再現されています。
ピートのコク深い味わいとモルトの甘い香りが絶妙で、力強さを備えつつもまろやかでなめらかな口当たりが特徴です。
原酒には余市のモルト原酒を使用し、グレーンウイスキーもブレンドしてあります。
初号 スーパーニッカ (Super Nikka) 復刻版は1961年1月17日に64歳で亡くなった、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝の愛妻リタに捧げられたウイスキーです。
竹鶴夫妻の息子さんである竹鶴威氏と、竹鶴政孝が一緒に余市蒸溜所の貯蔵庫で研究して開発しました。
余市は竹鶴政孝がウイスキーの本場・スコットランドによく似た気候であったことを理由に、ウイスキー造りの拠点として選んだ場所です。
そしてスコットランドはリタの生まれ故郷でもありました。
余市はリタにとって、ウイスキー造りにかけた政孝との人生を共に歩み始めた記念すべき土地です。
晩年死期が近いことを悟ったリタは、最後の瞬間を余市で迎えたいと希望したといいます。
余市には政孝との数えきれない思い出と、母国・スコットランドへの望郷の念が詰まっていたのでしょう。
そんな愛妻にふさわしいウイスキーを、政孝が自らの手で造りたいと願って誕生した愛情のこもった逸品です。
■ 創業者・竹鶴夫妻の生まれ
1894年6月20日に広島県賀茂郡竹原町(現在の竹原市)に生まれた政孝は、後に「日本のウイスキーの父」とまでいわれた人物です。
ニッカウヰスキーの創業者であるとともにウイスキーの製造技術者でもあった政孝は、広島の竹鶴酒造の四男五女の三男として誕生しました。
上に兄が二人いましたが、どちらの兄も家業を継ぐのを嫌がったため、政孝が家業を継ぐことになります。
政孝は酒造りを学ぶため、大阪高等工業学校(現在の大阪大学工学部)の醸造科に進学します。
子どもの頃から好奇心旺盛で、かなりの暴れん坊であったともいわれています。
1896年12月14日にスコットランド・グラスゴーで誕生したジェシー・ロバータ・カウン(通称リタ)は、後に政孝と結婚して竹鶴リタとなります。
医師の父を持ち、二人の妹と弟の4人姉弟の長女として誕生しました。
リタは幼少期から片頭痛を抱えていたこともあり、15歳のときには通学もままならない状態でした。
個人教授を受けて勉学に励み、健康を取り戻した18歳でグラスゴー学院に入学します。
卒業後は自動車運転免許を取得して、医師である父の往診に同行する日々を送っていました。
■ 運命の出会い
政孝とリタが出会ったのは1919年のことで、その当時リタは別の男性と婚約していました。
しかし第1次世界大戦で婚約者を亡くし悲嘆に暮れる日々を送っていたリタに、運命の出会いがやってきたのです。
カウン家の次女イザベラ・リリアン・カウン(通称エラ)は、その当時政孝と同じグラスゴー大学の医学部に在籍していました。
さらにエラは弟のラムゼイに柔術を指南してくれる人物を探しており、柔道の心得があった政孝に目を留めてラムゼイへの指南を依頼します。
カウン家を訪れた政孝はリタと出会い、共通の趣味であった音楽の話題で盛り上がります。
政孝は日本から鼓を持参していて、リタが弾くピアノと奏でたりしました。
政孝と親交を深め合っていく中で、次第にリタは婚約者を失った痛みや悲しみを忘れていきました。
そして遠い異国からやってきた竹鶴政孝という日本人に、恋心を抱くようになったのです。
リタと同じように政孝も彼女に惹かれ、スコットランドに残って構わないといってプロポーズをします。
しかしリタが返した返事は、「私はあなたの夢を共に生きて、お手伝いをしたいのです」という言葉でした。
こうして国際結婚が珍しかった時代に、周囲の猛反対を押し切って二人は結婚したのです。
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