menu list買取商品 - スプリングバンク 12年 青アザミ
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スプリングバンク 12年 青アザミの高価買取致します
スプリングバンク 12年 青アザミのご紹介
買取参考価格 | 36000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | スプリングバンク蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | キャンベルタウン |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
シェリー樽で熟成を重ねてフルーティーに仕上がった酒齢12年以上の原酒をボトリングした「スプリングバンク(SPRINGBANK)」です。
1990年代後期に流通した通称「青アザミ」と呼ばれるこちらのボトルには、スコットランドの国家として知られるキク科の花「アザミ」が緑色で描かれており、終売された今では非常に入手困難なオールドボトルでもあるため、人気と共に価格が高騰している銘柄でもあります。
同じように12年物でアザミが赤色で描かれたボトルは「赤アザミ」と呼ばれており、青アザミとの違いは熟成にバーボン樽が用いられているため、味わいの個性が異なります。
円熟した濃い琥珀色のフルーティーでまろやかな味わいが人気のスプリングバンク12年青アザミは、ウイスキー通を唸らせるビンテージモデルと言っても過言ではない銘酒です。
スプリングバンク 12年 青アザミの歴史
希少性が高い「スプリングバンク 12年 青アザミ」
■コレクターに愛される青アザミ
「モルトの香水」と呼ばれるスプリングバンクは、ほかの蒸溜所と比べボトルの仕様変更が早いので、種類がとても豊富です。
終売となっているものは、コレクターの人気もあり、高額で取引されています。
その中でも、90年代に出回ったスプリングバンク12年には、赤アザミと青アザミがあり、現在入手困難なウイスキーです。
青アザミは90年代後半に出回っていました。
「アザミ」はスコットランドの国花で、花言葉は「独立」です。
アザミは葉にトゲがあり触ると痛いのですが、スコットランドはそのトゲで侵略軍から国土を守ったとされ、親しまれています。
「スコットランドの花」というラグビーやサッカーの国代表の試合で歌われる曲もアザミのことを歌った曲です。
スプリングバンク以外の数多の蒸溜所でもモチーフとしてラベルに使用されている通り、スコッチウイスキーにも欠かせないシンボルとなっています。
スプリングバンク12年青アザミは、熟成にシェリー樽を使用しており、シェリーの濃厚な香りと強い甘みが特徴で、デザートとしても楽しめるウイスキーになっています。
■品質にこだわるスプリングバンク蒸溜所
スプリングバンクは、1828年に創業したスプリングバンク蒸溜所で造られています。
スプリングバンク蒸溜所はキンタイア半島のキャンベルタウンにあり、19世紀には「ウイスキーの港」として栄えた歴史がある町に位置します。
船舶での輸出に向いていた土地柄で、豊かな水、大麦、石炭に恵まれていたため、多いときには34もの蒸溜所がキャンベルタウンに存在しました。
20世紀前半に鉄道網が発達したこと、戦争、世界恐慌、アメリカの禁酒法や禁酒規制などの流れに飲み込まれ、急速にキャンベルタウンの蒸溜所の活気はなくなり、ほとんどの蒸溜所がなくなってしまったのです。
現在も生産を続けているスプリングバンク蒸溜所は家族経営の小規模経営を続け、品質にこだわることで、生き残ることができました。
品質へのこだわりは強く、いまではほとんどされなくなった、自社でのフロアモルティングというスコッチウイスキー伝統の製造過程を採用していることからも明らかです。
フロアモルティングは、床に大麦を広げ撹拌することで、発芽を促す方法で、時間も手間もかかり負担が大きいことから、現在は、機械化している業者に外注している蒸溜所が多くなっています。
また、製麦からボトリングまでの工程を蒸溜所内で行うのも、品質にこだわるからだといえるのです。
スプリングバンクはキャンベルタウンを代表するシングルモルトとして、愛される存在であり続けています。
■シェリー樽熟成された青アザミ
ウイスキーを熟成される樽の木材はウイスキーの個性を左右する最も重要な要素とされています。
スプリングバンク12年青アザミはシェリー樽、赤アザミはバーボン樽を使用しています。
シェリー酒は、スペインのアンダルシア地方で造られる白ワインの一種で紀元前12世紀頃から存在し、16世紀にはイギリスでも人気のお酒になっていました。
18世紀初頭にイングランドにスコットランドが併合され、グレートブリテン王国が誕生しますが、スコットランドは王国から課されるウイスキーの税金にあえぐことになったのです。
その結果、スコットランドでは、シェリー酒だといってウイスキーを課税から守るために、シェリー酒の入っていた樽であるシェリー樽に隠すようになりました。
そして、シェリー樽での熟成が進むと美味だということが発見され、ウイスキーをシェリー樽で熟成させることが行われるようになりました。
シェリー樽で熟成させたウイスキーは濃い琥珀色になり、レーズンやドライフルーツなどの甘い風味になります。
しかし、シェリー酒の人気が19世紀に衰え、シェリー樽の供給も減ると次第にバーボン樽での熟成が主流となりました。
現在シェリー樽熟成にこだわりを持つことで有名なのは、マッカランです。
スプリングバンクは製品によって樽の構成を変えています。
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