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コレクションする人も続出する人気のスプリングバンク 12年 赤アザミ

■コレクターからも大人気

スプリングバンク 12年 赤アザミは、人気のウイスキーの旧ボトルです。
現在、すでに市場では販売されていない希少なウイスキーであるため、年々その価値は高まっています。
また、今後の販売予定はありません。
ネットオークションやショップで目にしたときには、迷わず手に入れたい一本といえるでしょう。
スプリングバンク 12年は、赤アザミだけでなく青アザミも存在し、この2つをセットで持っていると、より価値が高くなり、お宝といえるコレクションになることは間違いありません。
入手が大変困難となっているため、愛好家であっても手に入れることは至難の業です。
赤アザミは、バーボン樽で造られているのが特徴となっており、旨味を存分に味わえます。
これまでに数多くのスコッチウイスキーを生産してきたスプリングバンク蒸溜所で誕生し、ボトルには印象的なアザミが可愛らしくあしらわれています。
アザミは、ウイスキーの発祥の地であるスコットランドの国花です。
独立という意味を持っており、まさにスプリング蒸溜所の個性的な現在の立ち位置を表しているともいえます。

■有名シンガーの曲の舞台になった地で誕生

スプリングバンク 12年 赤アザミは、その名の通り12年にわたり熟成されています。
90年代に流通し、発売直後から大きな人気を集めました。
多くの蒸溜所が存在したキャンベルタウンにあるスプリングバンクで生産された貴重なシングルモルトウイスキーとなっており、バーボンカスクがたっぷり使用されています。
淡い琥珀色を目で楽しみながら、さらにアザミをイメージできるような華やかな香りを楽しめるのも魅力的です。
スプリングバンク 12年 赤アザミが誕生したスプリングバンク蒸溜所では、これまでに世界でも名の通った多くの銘柄を生み出してきました。
スプリングバンク蒸溜所が建つキンタイア半島は、1977年にヒットしたポールマッカトニーの曲の舞台にもなっており、多くのウイスキーファンに喜びを与えました。
キンタイア半島は、まさにウイスキー造りに最適な地といえるでしょう。
港町で潮風が吹き荒れる地であることから、塩辛いウイスキーを造り出すことも難しいことではありません。

■ミッチェル家によって続けられるスプリングバンク蒸溜所

キンタイア半島のキャンベルタウンには、スプリングバンク 12年 赤アザミの製造所であるスプリングバンク蒸溜所が堂々と建ち、その姿を見ることができます。
かつてのキャンベルタウンは、多くの蒸溜所で溢れかえり、ウイスキー愛好家にとって天国ともいえる地でした。
しかし現在は、その活気は落ち着き、数える程度の蒸溜所しか存在していません。
また、スプリングバンクはもちろんのこと、ヘーゼルバーンなどキャンベルタウンには、多数の蒸溜所があったことでも知られています。
ヘーゼルバーン蒸溜所では、ニッカウヰスキーの創設者である竹鶴政孝氏がウイスキー造りの修業を行ったことでも有名です。
今世にも続くジャパニーズウイスキーの原点ともなったキャンベルタウンのウイスキーは、日本人の舌にも無理なく馴染みます。
現在、キャンベルタウンにはわずかな蒸溜所しか残されていないものの、スプリングバンク蒸溜所の伝統的な製法は守られ続けており、スプリングバンク 12年 赤アザミでも個性的な贅沢な味わいや風味を楽しめると高評価を得ています。
スプリングバンク 12年 赤アザミは、スプリングバンク蒸溜所が創業後すぐに経営を行うことになったミッチェル家のこだわりの製造法にて生産されました。
現在においてもミッチェル家は、スプリングバンク蒸溜所にとって欠かせない一家です。
長い期間にわたり経営を行ってきましたが、2度ほど蒸溜所の閉鎖に追い込まれた過去もあります。
しかし、どんなに大きな困難に直面したとしてもミッチェル家は決して諦めることなく、独立資本で生産を続け高品質なウイスキーを造り続けてきました。
ミッチェル家の情熱と熱意を感じられるキャンベルタウンのウイスキーを味わうなら、スプリングバンク 12年 赤アザミも最適な一本です。