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発売開始後から話題を集めた2018年リリースのスプリングバンク 25年

■すべての製造工程が同蒸溜所で行われているのも嬉しい特徴

スプリングバンク 25年は、市場価値が高く、現在ショップやネットオークションなどで高値が付く人気のウイスキーです。
一度飲んだだけで多くの人を虜にする理由は、丁寧で手間のかかった伝統的な製造法にあります。
スプリングバンク蒸溜所で生産されており、100％シェリー樽を使ってじっくりと原酒を熟成させています。
また、一つひとつ丁寧に造られ、こだわりの2回蒸溜で味わいと香りを引き出しているのも特徴です。
スプリングバンク蒸溜所があるキャンベルタウン地方はウイスキー造りに最適な地だと言われており、以前はたくさんの蒸溜所が稼働していました。
現在でもキャンベルタウン地方の蒸溜所ならではの伝統的な製法にこだわり生産が続けられています。
スプリングバンク 25年も昔と変わらない手間暇かけた製造法が取り入れられています。
同蒸溜所でモルティングだけでなく一つひとつ丁寧にボトリングまですべての工程を行い、最高の味わいや香りを逃しません。
また、ヘーゼルバーンやスプリングバンク、ロングロウといった、それぞれ特徴の違う旨味がたっぷり詰まった3つのシングルモルトを使用しています。
多くのウイスキーでふんだんにピートを使用する中、ピートを軽めにし、麦芽選びにもこだわっているのも昔と変わらないこだわりの製法です。
数多くの困難を乗り越えながらも妥協しない製造法を続け、時が流れても贅沢な味わいと香りを楽しむことができるスプリングバンク 25年が誕生しました。
紆余曲折を繰り返しながらもそれを乗り越えてきた歴史とこだわりが詰まった逸品を味わいたいという方必見です。

■最適な気候と自然の中で生まれた一本

スコットランドのキャンベルタウン地方にあるスプリング蒸溜所は周辺に海が広がり、時に雨風が激しく吹き付ける荒らい気候の地であることでも知られています。
しかしながら、潮風の影響を大きく受けることから、塩辛い味わいを楽しめるのもメリットです。
スプリングバンク蒸溜所が聳え立つキャンベルタウン地方では、その昔、数十を超える蒸溜所が存在しました。
ところが現在では、数える程度しか蒸溜所は残されておらず、今やスプリングバンク蒸溜所は貴重な存在となっています。
第一次世界大戦前後を振り返ってみると、禁酒運動が盛んだっただけでなく禁酒法などの影響により、ウイスキーを製造し販売することは困難な時代でした。
そのため、次々と多くの蒸溜所が閉鎖に追い込まれてしまったのです。
そんな中、いまでも活躍するスプリングバンク蒸溜所では、時代の荒波にのまれることなく、これまでに数多くのウイスキーを生み出してきました。
1828年にレイド家によって設立されて以来、経営困難な時代を経て現在、キャンベルタウン地方を代表するウイスキーブランドへと成長したのです。

■飲み方は自由自在

ウイスキー愛好家が高額な費用を出してでも飲んでみたいと絶賛する贅沢なウイスキーの中でも、惜しみなくたっぷりと味わいたいと評判なのがスプリングバンク 25年です。
原酒を100％シェリー樽で熟成させて上品で満足度の高いウイスキーに仕上げました。
独特な甘みを存分に味わうことができるのはもちろんのこと、スプリングバンクウイスキーならではの強い塩辛さを実感できます。
塩気の余韻をたっぷり味わうことができると話題を集めており、さまざまな飲み方を楽しめるのも魅力です。
ストレートで飲んで伸びの強さを楽しむのもおすすめですが、強さ控えめで味わいたいという方には水割りが最適です。
スプリングバンクウイスキーの味わいや香りは残しつつ、のんびりと時間をかけて味わえばたっぷりと満足感を得られることは間違いありません。
時が流れても多くの人を魅了し続けているのはもちろんのこと、スプリングバンク 25年のファンを世界中に獲得していることから、今後もますます市場価値が上がると予想されるでしょう。