menu list買取商品 - スーパーニッカ (Super Nikka) 15年
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スーパーニッカ (Super Nikka) 15年の高価買取致します
スーパーニッカ (Super Nikka) 15年のご紹介
買取参考価格 | 5000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | アサヒビール株式会社/ニッカウヰスキー株式会社 |
地方 | 東京都 |
地区 | 港区 |
分類 | モルト/グレーン/ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
1996年に販売し、2008年に終売した希少なブレンデッドウィスキーです。
15年以上熟成させたモルト原酒とグレーン原酒をブレンドした「スーパーニッカ」の上級品です。
ニッカのスーパープレミアムの後を継ぐ形で発売されたボトルですが、プレミアムとの違いはほとんどなく、衣替えを目的として造られたのではないかと言われています。
華やかで円熟した深い香りと豊かなコクをもった味わいが、口の中に広がります。
スーパーニッカ (Super Nikka) 15年の歴史
スーパーニッカの上級品として愛された希少なブレンデッドウイスキー
■ブランドリニューアルに伴って誕生したスーパーニッカ15年
1996年に販売が開始された「スーパーニッカ (Super Nikka) 15年」は、2008年に終売となった希少なブレンデッドウイスキーです。
15年以上熟成させた余市蒸溜所のモルト原酒にグレーン原酒をブレンドした、ニッカウヰスキーの創業者であり初代ブレンドマスターの竹鶴政孝が造り出した「スーパーニッカ」の上級品にあたります。
「スーパーニッカ (Super Nikka) 15年」は「スーパーニッカプレミアム」の後を継ぐ形で発売されたボトルですが、プレミアムとの違いはほとんどありません。
ニッカでは2008年~2009年にかけて「スーパーニッカ」の大幅なブランドリニューアルを行っており、そのときにリニューアルを目的に造られたのではないかとニッカウヰスキー愛飲家やウイスキー愛飲家の間で言われている一本です。
シンプルでありながらも高級感を漂わせるボトルデザインとなっており、ニッカウヰスキーファンにとっては懐かしい銘酒ではないでしょうか。
■原酒の個性を引き立たせた風味が魅力
「スーパーニッカ (Super Nikka) 15年」は15年の熟成を経た樽香にグレーン由来の穀物香がブレンドされた、モルト原酒の味わいがダイレクトに感じられるウイスキーに仕上がっているのが特徴です。
キャラメルを思わせる甘みとビターな味わいを生み出した樽香が、グレーンの香ばしい穀物の香りと見事なハーモニーを奏でています。
一口含めば口の中いっぱいに華やかで円熟したモルトの深い香りが広がり、グレーンの豊かなコクのある味わいがそれぞれの原酒の個性を引き立たせます。
また「スーパーニッカ (Super Nikka) 15年」はモルトのなめらかさとグレーンの軽い口当たりが同時に味わえるほか、ほのかなビター感とハーブのようなスパイシーさも感じることができます。
フィニッシュはドライながらもスコッチ・ウイスキーならではのスモーキーさがしっかりと残るなど、マイルドな飲み口とほろ苦いビターさとのバランスが抜群の逸品です。
■ウイスキーが売れない時代を支えたスーパーニッカのラインナップ
「スーパーニッカ (Super Nikka) 15年」が発売された1996年6月は、ウイスキー市場にとって「冬の時代」と呼ばれた真っ只中のときでした。
1990年代から続いたウイスキー不況のあおりはニッカウヰスキーだけに限らず、サントリーや東亜酒造などさまざまな蒸溜所に影を落とすことになります。
ニッカウヰスキーやサントリーなどの大手ウイスキー製造メーカーは蒸溜所閉鎖に追い込まれることはありませんでしたが、埼玉県羽生市にあった東亜酒造が経営していた羽生蒸溜所は2000年にウイスキーの製造を終え、2003年には閉鎖となりました。
そんな「ウイスキー冬の時代」を何とか乗り越えようと、ニッカウヰスキーではこの頃さまざまなラインナップを発表しています。
1994年5月発売の「スーパーニッカやわらかブレンド」は 1998年12月に終売となったウイスキーで、1995年には「スーパーニッカ原酒」が発売されてこちらも終売となった銘柄です。
「スーパーニッカ (Super Nikka) 15年」が発売されたのは「スーパーニッカ原酒」発売の翌年の1996年で、1999年8月には「スーパーニッカクリア」が発売されました。
2003年3月に終売となった「スーパーニッカクリア」に代わって登場したのが2003年4月発売の「スーパーニッカ和味(なごみ)」で、「冬の時代」を何とか切り抜けようと暗中模索していた様子がこれらのラインナップから想像することができます。
ちなみに東亜酒造の羽生蒸溜所が閉鎖したとき、同蒸溜所には約400樽ものモルト原酒が残されていました。
それらの原酒は東亜酒造創業者の孫・肥土伊知郎(あくといちろう)氏が設立した株式会社ベンチャーウイスキーが引き取り、「イチローズモルト」誕生につながりました。
世界に称賛されるジャパニーズ・ウイスキーの礎を築いた「日本のウイスキーの父」と称されるニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝の目指した本物のスコッチ・ウイスキー造りを、ベンチャーウイスキーの「イチローズモルト」も継承しています。
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