お酒買取なら大阪のネオプライス

高級感あふれるオーラを放つボトルが印象的なスーパーニッカの角瓶

■ニッカウヰスキーの歴史の始まりである第一号を彷彿とさせるガラスボトル

「スーパーニッカ （Super Nikka） やわらかブレンド 角瓶」は、「スーパーニッカ」の普及版として1944年に販売が開始されたウイスキーです。
ボトルにはニッカウヰスキーの第一号となった「ニッカ角びん」を彷彿させるガラスボトルが使われており、1998年に終売を迎えました。
格子模様の入った透明のガラスの角瓶には「ニッカ角びん」と同じ位置にラベルが貼られており、高級感のあるボトルからはどこか神秘的なオーラも感じさせます。
「スーパーニッカ （Super Nikka） やわらかブレンド 角瓶」は「スーパーニッカ」のなめらかな飲みやすさをベースに、クリアでスムーズな味わいに仕上げられているのが特徴です。
やわらかな香味とスッキリとした後口は、どんな食事にも合うスタンダードウイスキーに仕上がっています。
透き通るような色合いの金色の液体に、クリアなガラスボトルが美しさをさらに引き立てる、まさに芸術品と呼ぶにふさしい秀逸品です。

■ボトルのキャップに輝くニッカのエンブレム

「スーパーニッカ （Super Nikka） やわらかブレンド 角瓶」のトップはキャップ式となっており、その金色のキャップにもニッカのエンブレムが刻印されています。
ニッカのエンブレムの左右には魔除けの狛犬が配置され、中央部分には武道を意味する兜が描かれています。
そして「NIKKA」の文字を囲んでいる市松模様は日本の文化を表していて、発案したのはニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝その人でした。
政孝はニッカウヰスキーのエンブレムに「洋の装い」と「和の魂」を盛り込み、文字通り生涯のすべてをウイスキー造りとジャパニーズ・ウイスキーの発展に注ぎ込みました。
ニッカのエンブレムはいまもニッカウイスキーの商品に描かれており、「スーパーニッカ （Super Nikka） やわらかブレンド 角瓶」のラベルにもしっかりと存在感を示しています。

■角瓶といえばサントリーでは？

ウイスキーファンの多くの人が、角瓶と聞けば「サントリー角瓶」を思い浮かべるのではないでしょうか。
「サントリー角瓶」が誕生した1937年の3年後の1940年10月に、政孝はニッカウヰスキー初のウイスキーとなる「ニッカ角びん」を仕上げました。
原酒をたっぷりと使った「ニッカ角びん」は香り高く重厚な味わいで、優しい飲み口の「スーパーニッカ （Super Nikka） やわらかブレンド 角瓶」とは異なる仕上がりであったことがわかります。
ニッカウヰスキー第1号となるウイスキーは「大日本果汁株式会社」の「日」と「果」を取って「ニッカ」と名付けられ、馬車で出荷するべく積荷される「ニッカ角びん」の様子を政孝と従業員全員が見守り、出荷を見送ったと言われています。
角瓶と聞いてニッカを思い浮かべるとすれば、その方はかなりのウイスキー通かニッカウヰスキーファンであることは間違いありません。

■ウイスキーがお好きでしょ

サントリーの角瓶といえば「ウイスキーがお好きでしょ」のフレーズが印象的なCMを見たことがある人も多いでしょう。
こじんまりとしたバーカウンターに男性客が並び、美人のママからハイボールを作ってもらってうっとりするというテレビコマーシャルです。
このCMをキッカケにウイスキーをソーダ水で割るハイボール人気が高まり、ニッカでもハイボールに最適なブランドとして「ブラックニッカクリア」を推しています。
口当たりが優しくまろやかな味わいが魅力の「スーパーニッカ （Super Nikka） やわらかブレンド 角瓶」も、ハイボールにぴったりのウイスキーです。
サントリーの「角瓶」や「ブラックニッカ」などと一緒に、その味わいや香り、口当たりの良さを利き分けながらいただくのも良いのではないでしょうか。
これもまたウイスキーの楽しみ方の一つであり、大きな魅力といえます。
ニッカウヰスキーの歴史を紡いだ「ニッカの角びん」に想いを馳せながら、しばしウイスキーに酔いしれるひと時はまさに至福のひと時です。