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■NIKKA（ニッカ）竹鶴ピュアモルトとは

朝ドラのモデルともなった日本ウイスキーのパイオニアである竹鶴政孝から脈々と受け継がれた技と志から生み出されたNIKKA（ニッカ）の竹鶴ピュアモルトは香り高く、豊かな味わいが楽しめ、誰もが飲みやすい形へと昇華させたモルトウイスキーです。
モルトの深いコクと味わいを楽しみながら、飲みやすいという本来相反する性質を見事に融合させており、日本にウイスキーを広めようとした竹鶴政孝の志がみてとれます。
厳しい北の自然で育まれ、伝統の石炭直火蒸溜から生み出される力強い北海道の余市蒸溜所の余市モルトと、美しい緑の森と清流に育まれる柔らかで華やかな仙台の宮城峡蒸溜所宮城峡モルトの個性が豊かで上質なモルト原酒と、代々受け継がれてきたブレンダーの技術によって生み出された傑作品です。

■竹鶴21年ピュアモルトの特徴

竹鶴21年ピュアモルトはアルコール分43%、濃厚で豊かな香りとコクが楽しめ、至福の時間が持てると評判のウイスキーです。
香りはよく熟成したピーチや南国のトロピカルフルーツを彷彿させる果実香に、優雅で華やかな樽熟成香とほどよいピート香を併せ持っています。
味わいは柔らかさの中にもコクとほのかな苦味を感じる、複雑なテイストもファンが多いところです。
後味はコクのある余韻が大きく広りながら、スッと消える爽やかさも持ち味です。

■竹鶴21年ピュアモルトの輝かしい受賞の歴史

世界が称賛するジャパニーズウイスキーとして高い評価を受ける竹鶴ピュアモルトですが、竹鶴21年ピュアモルトだけでも国際的な品評会で数々の賞を受けています。
2007年を筆頭に2009年から2011年まで3年連続でWWA（ワールド・ウイスキー・アワード）ワールド・ベスト・ブレンデッドモルト（ピュアモルト）を受賞し、2009年にはISC（インターナショナルスピリッツチャレンジ）世界最高賞「トロフィー」受賞を、2006年および2008年から2010年、2012年および2014年と2015年にはISC（インターナショナルスピリッツチャレンジ）で金賞を獲得しています。
24歳で単身スコットランドへ。
竹鶴ピュアモルトに受け継がれている技と志の源となる竹鶴政孝は1918年という100年も昔に、わずか24歳にして単独でスコットランドにウイスキーの勉強に出かけました。
のちにニッカウヰスキー創業者となる竹鶴政孝は2年間にわたって現地の蒸留所で本格的な醸造技術を習得して帰国します。

■創業者の魂が息づく竹鶴ピュアモルト

竹鶴政孝の願いは日本人は初めて口にするウイスキーを美味しく、より多くの人に味わって欲しいというものでした。
竹鶴ピュアモルトはその魂と志を受け継ぎ、美味しくて飲みやすいウイスキーをより多くの方に楽しんで欲しいとのコンセプトで開発されています。
本来、ピュアモルトは個性があって重厚なのに対して、ライトで飲みやすいのはブレンデッドウイスキーという常識がありました。
これに対して竹鶴ピュアモルトは、ブレンダーのこだわりと技によって、モルトウイスキーでありながら、ブレンデッドウイスキーのような柔らかさを持ち合わせた飲みやすくてコクがある芳香なウイスキーへと進化させたのです。
相反する性質を融合させるために、ブレンダーがとった方法がエイジングごとに個性のつくり分けをすることでした。
NIKKA（ニッカ）自慢の蒸留所それぞれの個性を活用して、モルト同士をヴァッティングさせたのです。
これによって飲みやすく華やかな12年、重厚で深い味わが人気の17年、そして、濃厚で複雑な豊かさを堪能できるとファンが多い竹鶴21年ピュアモルトが生み出されました。
さらに幾重もの繊細な香味が楽しめる25年もあります。
竹鶴ピュアモルトの歴史は多くの日本人に本物のウイスキーを楽しんで欲しいという竹鶴政孝の情熱の結晶ともいえるウイスキーとなっています。