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■NIKKA（ニッカ）の歴史を記念する限定発売品

NIKKA（ニッカ）竹鶴21年ピュアモルト ポートウッドフィニッシュは製造元であるNIKKA（ニッカ）が2014年に創業80周年を迎え、同時にNIKKA（ニッカ）の創業者である竹鶴政孝が生誕120周年を迎えることを記念して日本向けに限定発売されたウイスキーで、国内で約1000本だけの希少品です。
創業記念日である2014年7月2日に向けて様々なキャンペーンを展開した歴史があり、オフィシャルバー「竹鶴MUSEUMBAR」の限定オープンをはじめ、創業者の名前を冠したピュアモルトウイスキー「竹鶴」ブランドの日本向けと欧州向けの数量限定ウイスキーの販売が行われました。

■ウイスキーのスタイル

NIKKA（ニッカ）竹鶴21年ピュアモルト ポートウッドフィニッシュは2014年4月30日（水）より、日本国内にて約1,000本の数量限定で発売されたものです。
濃密な香りが楽しめ、豊かで深い味わいが人気の竹鶴21年を、ポートワインの樽の中でさらに熟成させたことによって、甘く華やかな香りが漂い、芳醇な味わいが楽しめるウイスキーへと昇華されています。
ちなみにポートワインはポルトガルのドウロ川河口のポルトで醸造されているワインで、発酵途中にブランデーなどを添加することから独特のコクや甘みが生まれる酒精強化ワインとなっています。
竹鶴21年のベースとなる熟成期間21年以上のモルト原酒をブレンドし、それを再びポートワイン樽で熟成させるフィニッシュ製法により、いつも以上に手間と時間をかけ、限定品にふさわしい仕上がりになっています。
ボトルはスタンダードな竹鶴21年のラベルに「80th Anniversary Bottled in 2014」がプラスされており、見た目からも特別感が演出されています。

■創業者を辿るMUSEUMBAR

「竹鶴MUSEUMBAR」は2014年の4月29日～5月18日の1ヶ月弱の期間だけ、東京の六本木に特別に開かれた竹鶴ブランド初のオフィシャルバーでした。
竹鶴ブランドのウイスキーの飲み比べが楽しめ、竹鶴政孝の貴重な資料なども見られるとあって、多くのウイスキーファンやウイスキーに興味を持った方が訪れました。
この年の秋からは竹鶴政孝を題材にした朝ドラが始まることもあり、創業記念や生誕記念により、賑わいを見せた年にもなりました。
BARは竹鶴政孝ゾーンと竹鶴ピュアモルトゾーンで構成されいて、竹鶴政孝ゾーンでは大正時代という今のようにグローバル化が進んでいない時期にあって、スコットランドへ単身で渡りウイスキーづくりを学んできた竹鶴政孝の歴史や、日本のウイスキーの父と称される彼のゆかりの品々が展示されるミュージアムとなっています。
日本人に本物のウイスキーを飲ませてあがたいという彼の開拓者精神や沸き立つチャレンジ精神、ウイスキーにかけた夢や情熱に想いを馳せることができる展示がなされました。
一方の竹鶴ピュアモルトゾーンでは、国内外で人気のジャパニーズウイスキーであり、創業者の名称を付した竹鶴ブランドのウイスキーを、多彩な飲み方の提案とともに体感できるバーゾーンとなっていました。

■海外向けにも限定発売

NIKKA（ニッカ）竹鶴21年ピュアモルト ポートウッドフィニッシュが発売されたの同じスペシャルエディションとして、ヨーロッパ限定品として竹鶴21年ピュアモルトマディラウッドフィニッシュがNIKKA（ニッカ）創業80年の節目にあたる2014年7月2日に約500本の数量限定で発売されています。
竹鶴21年をマディラワイン樽で追熟させたことで、ウッディでクリーミーな樽熟成香が楽しめ、コクのある力強い味わいの中にも甘みが楽しめるテイストに仕上がっています。
こちらもNIKKA（ニッカ）竹鶴21年ピュアモルト ポートウッドフィニッシュと同様、「80th Anniversary Bottled in 2014」がラベルに刻まれており、いずれも手に入りにくい数量限定品として直ぐに完売した商品です。