menu list買取商品 - タリスカー 57°ノース
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タリスカー 57°ノースの高価買取致します
タリスカー 57°ノースのご紹介
買取参考価格 | 4000円前後
生産国 | スコットランド |
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生産者名 | タリスカー蒸留所 |
地方 | インナー・ヘブリディーズ諸島 |
地区 | スカイ島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/57度 |
「タリスカー 57°ノース(NORTH)」は、スコットランド・スカイ島に唯一存在する「タリスカー蒸留所」が北緯57度に位置することにちなみ、アルコール度数57度でボトリングされた個性的な1本です。
100%アメリカンオークのリフィル樽で熟成された特別なシングルモルトの香りは、マッチを擦ったような軽いスモーキーに、クリーミーなトフィーとフルーツ、海草、ヘザーの花、バニラのニュアンス。
口当たりは甘いながらもタールの香りが広がり、まるでスカイ島の有名なクーリン山の火山爆発を思わせるような荒々しさが力強さとして感じられます。
タリスカーならではのユニークで強烈な個性を強調するかのような純度が魅力です。
タリスカー 57°ノースの歴史
蒸溜所の緯度にちなんで名付けられたピリッとスモーキーなタリスカー57°ノース
■タリスカーとは
タリスカーは、スコットランドのスカイ島において造られるシングルモルトウイスキーあり、この産地からアイランズ・スコッチに分類されています。
アイランズとは、スコッチウイスキーの主要生産地の一つであり、スコットランド北西に点在する島々で造られるウイスキーの総称が、アイランズ・スコッチと呼びます。
ただしアイラ島だけはアイラと呼ばれる独立した産地に分類されるため例外です。
ちなみに製造されている蒸溜所は、島の西南部に位置しているカーボストにあるタリスカー蒸溜所になります。
もともとヒューとケニス・マカスキル兄弟が島の西岸に土地を農地として借用して、農業のついでに蒸溜所を運営し、さらに蒸溜業を拡大させようとしますが計画が頓挫してしまいます。
この頃の農家というのは、農業とあわせて蒸溜業も兼業するという形が流行していたのです。
しかし、その後カーボストへ3,000ポンドもの費用をかけてタリスカー蒸溜所を建造し、1830創業されることになりました。
タリスカーの味わいは黒コショウのようなスパイシーさとさらにはスモーキーさを併せ持った独特の香りが特徴となっています。
しかしスパイシーだけにとどまらずフルーティーな甘みや塩っ気も共存した絶妙なバランスの味わいが魅力です。
スカイ島は、海洋性気候であることもあり天気が非常に変わりやすいのが特徴で、時には非常に強い風雨が吹き付けてスカイ島の沿岸の岩肌に強く打ち付けるような荒天になります。
この荒々しい環境こそがこのタリスカーを生み出したのではないかといわれているのです。
まさにこの荒々しい波による潮気、磯の香りによって原酒が持つ甘みがより引き立てられるような形で世界中のモルトファンを虜にしています。
タリスカーは現在大手酒類販売メーカーとして有名なディアジオ社により販売されています。
■タリスカーの製造工程
タリスカーは、発酵にブラジル産パラニア松を使った発酵槽ウォッシュバックを使用して造られています。
またタリスカーは既述のように別名ミストアイランド=霧の島と呼ばれているほど頻繁に降雨しますが、この雨水から生まれる湧水を使用しているという特徴があるのです。
タリスカーを蒸溜する際、1928年までは3回蒸溜が行われていましたが、以降現在に至るまではモルトが持つ風味を最大限活かすことができるようにと2回へ変更されています。
これにより、創業当時に造られていたタリスカーは現在よりもすっきりとした味わいで、さらに少しオイリーながらなめらかな口当たりだったのではないかと考えられているのです。
約55,000Lの容量を持つ6基のウォッシュバックを使用されており、発酵が終わったら単式蒸溜器であるポットスチルで2回蒸溜を行い、北米産のアメリカンオーク製の樽に入れて熟成させていきます。
釜のラインアームはU字型の独特なデザインで、さらに冷却槽は水を張った層の中にパイプを通す昔ながらのワーム・タブと呼ばれる方法で行われています。
U字型のラインアームの形状とワーム・タブによる冷却方法によって、タリスカーのキャラクターが生み出されているのではないかと考えられているのです。
■タリスカー 57°ノース(NORTH)
タリスカー 57°ノース(NORTH)は、製造されているタリスカー蒸溜所が北緯57°に位置していることにちなんで57度のアルコール度数にこだわってボトリングされている1本です。
100%アメリカンオークのリフィル樽で熟成された特別なシングルモルトとなっています。
また、現在のタリスカーでこそ45.8度でのボトリングですが、かつてのタリスカーはブリティッシュプルーフで100プルーフ(アルコール度数57.1度)で製造されていたこともあり、この事実と蒸溜所のある緯度の位置に合わせて、もともと免税店と北欧のフェリー内にある売店での限定品として発売されたものです。
ところがこれが非常に評判が高く世界で販売されるようになります。
口当たりは甘みがあり、徐々にスモーキーでタールの香りが口内に広がります。
さらに非常に力強く、スカイ島の有名なクーリン山の火山爆発を思わせるような荒々しさを思わせる味わいでフィニッシュには黒コショウのようなピリッとした口当たりが特徴となっているのです。
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