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■倉吉を造り出す鳥取県にある酒蔵

マツイブレンデッドウイスキー「山陰」を造っているのは鳥取県倉吉市上古川に本社を置く松井酒造合名会社で、1910年（明治43年）3月29日に設立された老舗の酒造会社です。
松井酒造合名会社が所有する倉吉蒸溜所には2つの工場があり、第1工場が鳥取県倉吉市上古川に、第2工場は鳥取県倉吉市馬場町でウィスキーの蒸溜を行っています。
倉吉は鳥取の大山を臨む中心部に位置する市で、豊かな緑と良質な水に囲まれた土地であるのが特徴です。
倉吉の地名は「暮らしよし」が語源になったといわれており、ウィスキー造りに欠かすことができない上質の湧き水を湛えています。
また日本海側に位置する倉吉は寒暖差が大きく、この気候環境がウィスキーの熟成を早めます。
松井酒造合名会社ではウィスキーをはじめ日本酒や乙焼酎、リキュールにスピリッツ、および梅酒の製造も手掛けていますが、蒸溜所の規模は決して大きいとはいえません。
大手ウィスキーメーカーに比べれば規模が小さく、ウィスキー造りに関しても少人数のスタッフが製造にあたっています。
しかしお客様に満足していただけるより良い品を届けたいとの一心で、少数精鋭のスタッフたちは日夜ウィスキー造りに励んでいます。

■松井酒造合名会社の経営理念

お酒の製造を通じて人々を幸せにしたいと考える松井酒造合名会社には「美味しいお酒を味わって欲しい。
美味しいお酒を楽しんで飲んで頂きたい。
楽しめるお酒を、味わってもらうお酒を。
感動できるお酒を、追いかけて。
お酒の製造を通じて人々を幸せに。」という経営理念があります。
そのためにも働いているすべての従業員が幸せでなくては、経営理念や経営ビジョンを完遂することはできません。
松井酒造合名会社では一人ひとりのスタッフが存分に活躍できるよう常に高い意識を持ち、かつその意識を維持し続けていける社風を築き上げているのが特徴です。
事業経営はトップの一存だけで成り立つものではなく、従業員が共鳴してくれなければ会社の未来はありません。
松井酒造合名会社では会社を家族と同じ存在と考え、スタッフは同士として信念を同じくしながらお酒の製造にあたります。
そしてお酒を通じた社会貢献にも寄与し、今後も経営理念の追求とさらなる繁栄に向けて社員一丸となって邁進しています。

■松井酒造合名会社が誇る自信作

ホワイトオークカスクで熟成させたバランス抜群のピュアモルトウィスキー「倉吉」をはじめ、ホワイトオークカスクとシェリーカスクでフィニッシュした「倉吉シェリーカスク」は松井酒造合名会社が誇る自信作です。
またホワイトオークカスクで長期熟成させた「倉吉8年」や「倉吉12年」、「倉吉18年」は長期熟成ならではの深い芳醇な香りが楽しめる銘酒に仕上がっています。
ウィスキーに馴染みがない人にも飲みやすいピュアモルトの「倉吉」から、ウィスキー通をも唸らせる最高峰の「倉吉18年」まで、すべてのウィスキー愛飲家を満足させることは間違いありません。
免税店限定デザインボトルもありますので、じっくり吟味して選びたいウィスキーが揃っています。