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サラリーマンのマストウイスキーといえば「サントリーウイスキー トリス クラシック」


■トリスウイスキー造りの原点となった創業者の洋酒造りのこだわり

サントリーという名を聞いて真っ先にビールやウイスキーを思い浮かべる方も多いでしょう。
サントリーの創業以来、これまでに多くのお酒を生産し発売してきました。
創業者である鳥井信治郎が手掛けた数多くのお酒の中でも彼の洋酒造りの原点となったのがトリスです。
トリスの生産をきっかけに彼の本格的な洋酒造りがスタートしたという話も残されています。
本格的なトリスウイスキーを行うまでは、原酒に水を混ぜてアルコールを調整するなど、ウイスキー本来の味わいや香りを実現することは困難でした。
しかし、試行錯誤の末、鳥井信治郎ならではのウイスキー造りによってクオリティの高い国産ウイスキーを誕生させることに成功したのです。

■ブランデーからスタートし本格的なウイスキーの誕生

1919年に最初のトリスウイスキーが発売されましたが、当初は果実酒から造られており、ブランデーとして扱われていました。
また、トリスが発売された当初は、3級ウイスキーの扱いで、ウイスキー好きの方だけでなく初めてウイスキーを嗜むという方も満足できる味わいや香りではありませんでした。
その理由に安いアルコールを混ぜ合わせて販売していたという点が挙げられます。
酒税法が改正される以前は、モルト使用率が低く、スコットランドで生まれたウイスキーのような本物のウイスキーの味わいを楽しむことは困難でした。
また、トリスが発売された当初の世間の評価は低く、人気が高まることはなかったのです。
しかし、酒税法が改正されてからアルコールがブレンドされることがなくなり、原酒のみで生産されるようになってからというもの、世間の評価が高くなったのはいうまでもありません。
高品質で味わい深い国産ウイスキーとしてトリスは、国内のみならず海外でも一躍有名になります。
広告での宣伝やイメージキャラクターの誕生など、トリスウイスキーは時代に合わせて多くの話題を集め、その名を大きく広めることに成功しています。
1960年に発売されて以来、ボトルや味わいを変えてさまざまなトリスシリーズが誕生し続けてきました。
2003年以降には、トリスウイスキー スクエアのほかにエクストラやクラシックが発売され、ますますトリスの知名度が高まることになります。

■年代問わず人気のトリスウイスキー

2015年に発売された「サントリーウイスキー トリス クラシック」は、まだまだ若い商品ですが、鳥井信治郎が生み出した伝統的な製造法で生産されていることに変わりはありません。
複数の蒸溜所で生まれたモルト・グレーンを混ぜ合わせており、それぞれの蒸溜所の特徴やこだわりが詰まった一本となっています。
サントリーの3大蒸溜所である山崎と白州のモルト原酒のほか、知多のグレーン原酒を混ぜてトリスの旨味を引き出すことに成功しました。
3つの蒸溜所の原酒をブレンドしており、さまざまな味わいや香りを楽しめます。
「サントリーウイスキー トリス クラシック」は、アルコール度数が37度と低く比較的まろやかになっているため、酔いが心配という方もゆっくりと嗜めます。
手を出しやすい価格と飲みやすさから若い世代にも人気を集めており、日常の疲れを癒してくれる一本として愛されているウイスキーです。
トリスは、サントリーで発売されたウイスキーの中でも長い期間にわたり、ロングセラーになっている商品です。
1960年の発売時にサラリーマンとして活躍していた男性たちのマストウイスキーとなっているだけでなく、時代が流れても年代や性別を問わず多くの方たちから愛される一本として人気を博しています。
「サントリーウイスキー トリス クラシック」は、トリス ブラックの後継商品として、バランスの良い味わいを楽しめます。
ストレートで楽しむだけでなく、好みに合わせてハイボールや水割りでまた違った「サントリーウイスキー トリス クラシック」の味わいや香りを堪能してみてもいいでしょう。