menu list買取商品 - 大麦焼酎 陶眠中々
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大麦焼酎 陶眠中々の高価買取致します
大麦焼酎 陶眠中々のご紹介
買取参考価格 | 2100円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 黒木本店 |
地方 | 宮崎県 |
地区 | 児湯郡 |
分類 | 麦焼酎 |
タイプ | 720ml/28度 |
黒木本店でつくられる「大麦焼酎 陶眠中々(とうみんなかなか)」は、焼酎界で高い人気を誇る麦焼酎「百年の孤独」の原酒となっている焼酎「中々」をさらに2年間熟成させたお酒です。
しっかり寝かせた「中々」はアルコール度数も28%とやや高めに仕上がり、一般的な焼酎のボトルに用いられる瓶容器ではなく陶器に詰め込まれています。
低温でじっくりと発酵させた「陶眠中々」の味わいは、深みのある麦のコクと熟成によるまろやかな口当たりで、香ばしい麦の芳香と甘みのある風味が特徴的です。
強く薫り高い麦本来の美味しさを備えた麦焼酎「陶眠中々」は、お湯割りでいただくと飲み終えたあとまで長い余韻として続く麦の香味を存分にお楽しみいただけます。
大麦焼酎 陶眠中々の歴史
陶器の中で静かに優しく眠る酒
■焼酎一筋創業明治18年
「大麦焼酎 陶眠中々」(とうみんなかなか)を手掛ける酒造は、宮崎県高鍋町にある「黒木本店」です。
創業は明治18年と古く、いまも創業期から使い続けているかめで丁寧な酒造りをしています。
尾鈴山の伏流水を地下からくみ上げ、最初に造り始めたのは橘という芋焼酎でした。
以来、麦の種を蒔くところから焼酎造りを始め、原料の有機栽培と丁寧な熟成で、今日に至る唯一無二の黒木本店の焼酎を造り続けています。
手作業で土を耕し、種から麦を育てて丹精を込めて育て上げる、ここまでこだわりの強い蔵はほとんどありません。
5代目となる黒木信作氏は代々長男が焼酎造りを継いできた酒造の次男として生まれ、最初は蔵を継ぐことも考えてはいなかったそうです。
1988年生まれという若い後継者は、学生時代ワインに興味を持ち、ワインの輸入会社へ就職すべく勉強のためフランスへ留学しました。
有名なワイナリーでワイン造りを経験したとき、フランス人にとってワインは「地酒」であり、何らかの特別ではない親しみある存在であることを実感します。
それをきっかけに実家に戻り、ついには家業を継ぐ決心に至ったと言います。図らずも風土と文化を体現するかのような酒造りは、この高鍋の地にあまりにも合致するものでした。
豊臣秀吉の時代から城下町として栄えた名残のあるこの地で、歴史を背負って佇むのが黒木本店です。
まるで博物館か美術館のような蔵ですが、近年は仕込み水の元となる山間地の尾鈴山にも醸造所を構え、現在2つの拠点で酒造りを行っています。
■百年の孤独の原酒 中々(なかなか)
中々(なかなか)は、焼酎を知る人なら誰でも知っていると言っても過言ではない麦焼酎「百年の孤独」の原酒です。
百年の孤独はコロンビアの作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説の表題をそのまま銘にした焼酎ですが、あまりの人気でプレミア価格が付いていることでも有名でしょう。
この中々は、もともと芋焼酎にブレンドするつもりで造った麦焼酎でした。
それを4代目社長の黒木敏之氏が試しに3年間樽熟成してみたところ、生まれたのが百年の孤独だったのです。
昭和60年(1985年)当時、そもそも焼酎を長期熟成する概念すらほとんどありませんでした。
そんな中、敏之氏の新しい発想と試みによって、中々はまるでブランデーのような深い味わいを生み出したのです。
発売当時ちょうど蔵が創業100年目を迎えていたこともあり、文学青年だった敏之氏は「世界傑作文学100」にも選ばれたこのタイトルを焼酎の名に掲げました。
まさにプレミア焼酎の先駆けとして焼酎ブームのきっかけとなるビッグネームですが、後に原酒となった中々も商品として発売に至っています。
敏之氏が東京の企業をやめて実家の蔵に帰って来たのは26歳のときでした。
敏之氏の父は、たいへんだから蔵は継がないほうがいいとまで言っていたそうですが、当時はまだそんな無名の焼酎メーカーだったのです。
氏は焼酎のことや市場のことなどを一つひとつ学び、まずは山芋で焼酎を造ったそうです。
これは2年間ほど大ヒットしたのですが、その後まったく売れなくなり、麦焼酎を樫樽(かしだる)で貯蔵することを考えつきます。
それが大ヒットへとつながるわけですが、焼酎に対する真摯な想いを伝えるために、焦らず丁寧に造り、丁寧に売ったことが現在の結果につながったことは間違いありません。
実家の蔵で伝統的製法に取り組みながらも、1998年には尾鈴山蒸溜所を創設し、常圧蒸留にこだわった手造りの焼酎を手掛けています。
■しっかり寝かせた熟成の大麦焼酎 陶眠中々(とうみんなかなか)
百年の孤独の原酒となった中々を、さらに2年熟成させて造り上げるのが大麦焼酎 陶眠中々(とうみんなかなか)です。
瓶ではなく陶器に詰め込まれてこの銘を冠していますが、しっかりと寝かせる分、アルコール度数は28%とやや高めに仕上がっています。
低温でじっくりと発酵させたその味わいは、深みのある麦が熟成によるまろやかな口当たりと風味を運んでくれます。
芳香と甘み、麦本来のおいしさを持つ陶眠中々は、黒木本店がたどってきた道に想いを馳せながらじっくりと味わいたい逸品です。
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