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山梨の白州で生まれたウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006

■ウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006 はどんなお酒？

ウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006 は、 2014年6月にウイスキー専門店の「WHISKY SHOP W.」から発売されていたオリジナル・ウイスキーです。
見た目は、美しい黄金色で、眺めているだけでゴージャスな気分にさせてくれるシングルモルトウイスキーです。
2,000本限定で販売だったこと、さらに、WHISKY SHOP W.はすでに閉店となってしまったこともあり、今ではめったに出会えないとても貴重なウイスキーとなっています。
ウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006の生産地は、山梨県北杜市白州町にある白川蒸溜所です。
2014年にボトリングされたもので、リンゴ、バナナ、ビスケットなどの甘みを感じる味わいとなっています。
香りもとても豊かで、口に含むたびに自然豊かな山梨県の風景を連想させるような爽やかさ、甘さが広がっていくのが特徴です。
ウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006のアルコール度数は43％です。
刺激はほとんどなく、とてもまろやかな味わいとなっており、まるでトロピカルフルーツジュースを飲んでいるかのような気分にさせてくれます。

■サントリーウイスキー誕生50周年を記念して設立された白川蒸溜所

次は、ウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006を生み出した白川蒸溜所の歴史について、簡単にご紹介いたします。
白川蒸溜所は、お酒や清涼飲料水などの製造・販売で有名なサントリーホールディングスが所有するウイスキー蒸溜所です。
すでにサントリーは、大阪府三島郡島本町にある山崎蒸溜所を所有していたのですが、ウイスキー誕生50周年を記念して、新たに山梨県北杜市白州町にも蒸溜所を開設することになったのです。
山梨県北杜市白州町は、昔から豊かな水源に恵まれた土地であり、ウイスキー造りに最適な名水があることから、この地がウイスキー造りの地として選ばれました。
ちなみに、サントリーが販売している「南アルプスの天然水」も、白川蒸溜所と同じ敷地内にあるサントリー天然水 南アルプス白州工場でボトリングされています。

■1973年より白川蒸溜所で本格的なウイスキー生産を開始

1973年に、白川蒸溜所が設立されると、さまざまなウイスキーが次ーに生み出されて行きました。
シングル・モルト・ウイスキーの白州25年、白州12年などの人気シリーズも、白川蒸溜所で生産されたものです。
一時期は、ピュアモルトウイスキーの北杜12年も、こちらの蒸溜所で造られていました。
ちなみに、白州18年は、2006年に開催された酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」において金賞を獲得しています。
そのほかにも、さまざまな賞を獲得しており、白川蒸溜所は最高の日本産ウイスキーを製造している蒸溜所として、世界から認められるようになっていきました。

■2010年9月にWHISKY SHOP W.をオープン

2010年9月になると、大阪府堂島浜のサントリービル1階に、ウイスキー専門店「WHISKY SHOP W.」がオープンします。
WHISKY SHOP W.は、ウイスキーに馴染みがない方でも気軽に利用できることをコンセプトにしたショップで、サントリーオリジナルのほかに、輸入品など、100種類以上ものウイスキーを取り揃えていました。
そして、2014年には、ウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006の販売されることになりました。
しかし、その2年後の2016年には、多くのウイスキーファンに惜しまれつつも、WHISKY SHOP W.は閉店となってしまったのです。
そのような経緯があり、今ではこのウイスキーショップW シングルモルト 白州 NO.6 WSO－006は入手困難で、とても貴重なウイスキーとなっています。