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日本市場専用に開発されたプレミアム品「ホワイトホース１２年」

■飲みやすさが評判のホワイトホース１２年

ホワイトホースは、 創業者であり初代ブレンダーでもあるピーター・マッキー氏が１８８１年に立ち上げたスコッチウイスキーの老舗ブランドです。
ブレンドのキーモルトに、あえて独特の薬品香と分厚い骨格を持つ個性的なラガヴーリンのシングルモルトを使ったホワイトホースは、飲みやすさを追求するために誕生したブレンデッドウイスキーというカテゴリーの中でも珍しく、リスキーなチャレンジを試みたとも言えるスタートでした。
しかし、ピーティさが際立つ原酒と３５種類以上の原酒をブレンドして作り上げたホワイトホースは、ほどよいスモーキーさに糖蜜のように濃厚なコクのある甘さが感じられ、強い個性はそのままに骨太で上質なブレンデッドウイスキーに仕上がり、日本でも愛されるブレンデッドスコッチとして親しまれてきました。
日本市場をターゲットに酒齢１２年以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドしてつくられた「ホワイトホース１２年」は、ストレートでも飲みやすい穏やかさが特徴のブレンデッド・ウイスキーとなっております。
なめらかな飲み口で、ナッツやホワイトチョコレートのような濃厚な甘さと熟したリンゴのような爽やかさが感じられ、アフターテイストには酸味の中に南国の地を思わせるようなココナッツの香りが心地よく広がります。
華やかでフルーティーな飲み心地の「ホワイトホース１２年」は、ウイスキーを飲み慣れていない人たちにとってもハードルが高すぎない本格洋酒としてお愉しみいただけるでしょう。

■ブランドの出発点、ホワイトホースセラー

ホワイトホース（WHITE HORSE）は、ブレンデッドスコッチの創始者としてウイスキー業界で名を馳せたピーター・マッキー氏によって、１８８１年に立ち上げられたブランドです。
ホワイトホースというブランド名は、ピーター・マッキー氏の生家近くであるスコットランドの首都・エディンバラに実在した、有名な酒場兼宿泊所である１７４２年創業の「ホワイトホースセラー」に由来しています。
日本語で「白馬亭」と呼ばれるホワイトホースセラーは、スコットランドの独立を図り１６８８年から起こったジャコバイト反乱の際、独立軍であったジャコバイト軍の本拠地としてした場所であり、スコットランドの人々とって自由と独立を象徴する建築物でもありました。
ピーター・マッキー氏は、１８９０年にホワイトホースセラーの名前と旅籠の看板にあった馬のイラストを冠したウイスキー「ホワイトホース」を発売します。
自身の原点でもあった思い入れある地に残る、同郷民の夢と希望を象徴する誇り高き歴史的建造物の名を冠し、ピーター・マッキー氏の想いを乗せたブレンデッドウイスキーは、今も世界１００カ国以上で愛飲されています。

■ブレンドに欠かせないグレンエルギン蒸留所の原酒

ホワイトホースのブレンド原酒として重要な存在であるグレンエルギン（GLEN ELGIN）蒸留所のシングルモルトは、スペイサイド特有のスムーズさとエレガントな芳香が素晴らしく、クセは弱めで複雑さにはやや欠けますが、ハチミツのようなコク深い味わいが特徴です。
「スペイサイドの典型」と呼ばれるように個性が強すぎない分飲みやすさは好評で、初心者でも受け入れやすいウイスキーとして選ばれています。
世界でもっともウイスキー造りが盛んなスコットランドを代表するスコッチ６大産地の中でも、主要な蒸留所が集中するスペイサイド地方のエルギン地区で１８９８年に創業したグレンエルギン蒸留所は、有名な蒸留所建築家であるチャールズ・ドイグ・オブ・エルギン氏によって設計・建設されたクリーム色の美しい蒸留所としても知られています。
蒸留所の看板にはしっかりホワイトホースのロゴも描かれており、ホワイトホースの欠かせない存在であることが伺い知ることが出来ますね。
同地区で操業する１０か所の蒸留所の中では比較的小さな建物ですが、町の中心部から最も離れた最南端に位置する蒸留所は立地条件にも恵まれ、創業当時と変わらぬ穏やかな環境で今もウイスキーを造り続けています。