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■繊細さと深みのバランスが心地よいサントリーシングルモルト山崎12年

サントリーシングルモルト山崎12年は繊細で複雑ながらも、上品なテイストを楽しめる深みのある味わいが特徴で、日本を代表するシングルモルトウイスキーです。
幾重にも押し寄せる複雑な香味で飲み飽きることがなく、日本はもちろん、世界から高い評価を得て、ファンを増やし続けています。
700mlサイズの通常ボトルのほか、50mlサイズのミニチュア瓶も発売されています。
ホワイトオーク樽で熟成された原酒に由来する甘いバニラ香と熟した果実香が楽しめる一方で、シェリー樽原酒とジャパニーズオークのミズナラ樽原酒の芳香も軽やかに感じられ、こうした多彩な樽から生まれる幾重もの香りや風味が繊細さと複雑さを生み出しています。
色は美しい琥珀色で香りはバニラをはじめ、熟した柿や桃のようなフルーティーさも楽しめます。
味わいはアルコール度数43度ですが、奥行きのある甘味と厚みのある風味が楽しめます。
後味は甘いバニラと樽香を堪能しながら、心地よく続く長い余韻を楽しめます。
2003年、ISCで金賞を受賞して以降、国際的な品評会で数々の賞を受けてきた歴史を持ち、2009年にはSWSCで最優秀金賞にあたるダブルゴールドを受賞、2010年にはISCにて再び金賞を受賞、2013年には再び、SWSCでダブルゴールド（最優秀金賞）を、翌2014年にはSWSCの金賞に輝いています。

■シングルモルト山崎が生み出される歴史ある蒸留所

シングルモルト山崎を生み出す山崎蒸留所は日本最古のモルトウイスキー蒸溜所として、サントリーの創業者である鳥井信治郎により、戦前の1923年に造られました。
輸入品ではなく国産のウイスキーを造りたいという熱い想いを胸に建設された山崎蒸溜所の歴史と歩みは、日本のウイスキーの歴史と重なっており、シングルモルトウイスキー山崎をはじめ数々の銘酒が生み出されてきました。
山崎蒸溜所のある場所は美しい竹林に囲まれ、四季折々の光景を楽しむことができ、見学ツアーも人気で世界から観光客も訪れています。
ウイスキー造りに適した理想の気候と風土と名水がある好条件のもと、鳥井信治郎の理念と技を受け継いできた職人が世界に誇るジャパニーズウイスキーを丹精込めて生み出しています。
山崎蒸溜所のおもてなし精神は世界のアワードでも認められており、アイコンズ・オブ・ウイスキー2015において、ウイスキービジター・アトラクション・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
このコンテストはイギリスのウイスキー専門誌を発行するウイスキーマガジンが主催しており、毎年、ウイスキー業界への多大な貢献を認められた人物や企業を世界から厳選して表彰を実施しています。
山崎蒸溜所は蒸溜所の施設をはじめ、醸し出す雰囲気やゲストを案内するスタッフの知識やホスピタリティなどで総合的に高い評価を得て、2015年にウイスキービジター・アトラクション・オブ・ザ・イヤーの栄誉に輝いたのです。

■山崎蒸溜所における製法

山崎蒸溜所においては木桶とステンレスタンクの２種類の発酵槽を使い分けています。
自然条件を活かした木桶はとてもデリケートで、温度管理が難しく手入れの手間もかかりますが、保湿性に優れるとともに、蒸溜所内に棲みついている自然由来の微生物や乳酸菌が働き、非常に豊かな味わいの原酒を生み出すことができる特性があります。
シングルモルトウイスキーは蒸留所のある土地の気候風土を色濃く反映するので、個性的で香り豊かな味わいが特徴です。
山崎蒸溜所で生まれるモルト原酒だけで造られたサントリーシングルモルト山崎12年は、美しい山崎の地に湧く名水で仕込まれ、12年以上の四季を重ねながら、木樽の中でゆっくりと熟成されたモルトを用いています。
ブレンダーの匠の技によって、精妙なバランスの香味へと昇華され、国際的なコンテストでも数々の賞を受け、世界の人に愛されるシングルモルトに仕上がっています。