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■数量限定の人気ボトル
サントリーシングルモルト山崎 バーボンバレル ２０１２はサントリー酒類株式会社が2012年9月25日（火）から数量限定にて発売した特別なシングルモルトです。
1923年に山﨑蒸留所がウイスキー造りに適した湿潤で、硬度が高めの軟水の美しい湧き水が湧き出る京都の地に開設されてから60年目の節目に、創業者の二代目によって生み出されたのが、従来トレンドだったブレンデッドウイスキーとは異なる、個性をより楽しめるウイスキーとして生み出したシングルモルトのブランドです。
もっとも、山崎は個性豊かなモルト原酒をそのまま詰めるのではなく、ブレンダーが山﨑蒸留所で育まれる様々な樽の原酒を掛け合わせ、個性を調和させてバランスのよい味わいと複雑な香味が醍醐味となっています。
山崎の誕生から25年の時を経た2009年に、山崎の複雑かつ個性が調和した味わいをもたらす、それぞれの原酒の味を直接的に味わってほしいと始まった企画が山崎シェリーカスク・山崎パンチョン・山崎バーボンバレル・山崎ミズナラの4種を別々に売り出すというものです。
2009年から2010年にかけて1種類ずつ発売され、2011年には好評を博して4か月にわたって4種を１種類ずつ順次発売していくという企画が行われました。
そして、2012年にはさらなるファンの声に応えて、9月25日に4種類のシングルモルトを一斉発売しました。
今企画も数量限定で完売しだい終了という限定品であるため、手に入った方が限られる希少品となっています。

■製造の特徴や味わい
サントリーシングルモルト山崎 バーボンバレル ２０１２は北米産のホワイトオーク材を用いたバーボンバレル樽によって長期熟成されたモルト原酒だけを厳選し、熟練ブレンダーが丁寧にヴァッティングて仕上げたものです。
バレル樽はバーボンやスコッチなどを熟成させる際に使用される、ウイスキー用の樽としては小ぶりのサイズで、熟成が進みやすく、フレッシュな樽香もつきます。
もっとも、バーボンの熟成に使われたバーボンバレル樽を用いるため、バーボン特有の風味や香りなども移り、より複雑で香しいテイストが生まれます。
ボトルやグラスに注いだときの色合いは少し赤みがかった黄金色をしていて、とても華やぎがあり、その場の雰囲気も演出してくれます。
ボトルをあけた瞬間やグラスに注ぐ際に立ち上る香りは甘やかなバニラや蜂蜜を彷彿させ、幸せな気分にさせてくれます。
山﨑蒸留所は京都の郊外に位置し、サントリー創業者である鳥居信治郎が全国を探し回って見つけ出した、日本人好みのウイスキーを生み出すために最適な場所です。
湿潤な気候と名水に恵まれた環境で育まれるモルト原酒ならではの、膨らみのある甘い味わいが楽しめ、心地よく伸びる余韻で寛ぎの時間を過ごすことができます。
アルコール度数は48度とパンチがありながらも、すっきりと飲みやすく仕上げられており、ノンチル・フィルタード製法で冷却ろ過を施していないため、モルト原酒ならではの熟成樽による香味が楽しめ、同時に発売された4種類の飲み分けや比較も楽しめます。

■おすすめの飲み方
サントリーシングルモルト山崎 バーボンバレル ２０１２はまずは独特の風味を楽しむために、ストレートで飲むのがおすすめです。
そのあとは、ゆっくりと氷が解けていくのにつれて味わいが変化する、ロックで余韻に浸りながら、じっくりと楽しむのも乙です。
また、最近若い方の間で流行っているハイボールにしたり、ロックや水割りで楽しむマリアージュの美味しい組み合わせを楽しむのもおすすめです。
バニラや蜂蜜のような香りや甘みが楽しめるため、同じくバニラが香るスイーツや蜂蜜の入ったチョコレートボンボン、蜂蜜をつけたチーズなどと一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
同じ系統のものとのマリアージュで、ウイスキーの味わいがより際立ち、美味しく楽しむことができます。