menu list買取商品 - 山崎12年 黄瀬戸卯文方形瓶 サントリー ピュアモルト
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山崎12年 黄瀬戸卯文方形瓶 サントリー ピュアモルトの高価買取致します
山崎12年 黄瀬戸卯文方形瓶 サントリー ピュアモルトのご紹介
買取参考価格 | 85000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | サントリー山崎蒸留所 |
分類 | ピュアモルトウイスキー |
タイプ | 600ml/43度 |
1998年から1999年のサントリースペシャルボトルコレクションのひとつとして発売されたのが「ピュアモルト山崎12年 黄瀬戸卯文方形瓶(きぜとうもんほうけいびん)」です。
黄瀬戸(きぜと)とは安土桃山時代に美濃で焼かれた瀬戸系の古陶で、美濃焼陶器の一種です。
飲み飽きず、幾重にも押し寄せる複雑な香味と、世界を魅了し続けている味わいを特別なボトルに詰め込みました。
山崎12年 黄瀬戸卯文方形瓶 サントリー ピュアモルトの歴史
■卯年を迎えるにふさわしい趣あるボトル
サントリーピュアモルト山崎12年 黄瀬戸卯文方形瓶は山﨑の傑作として世界的にも評価が高い山﨑12年と、日本の伝統を誇る瀬戸物がコラボレーションした製品です。
翌年に卯年を控える1998年に発売されました。
新年を迎えるに相応しい趣あるボトルです。
黄瀬戸は室町時代の古瀬戸の流れを受け継いだ焼き物であり、中世の時代から茶人を中心に珍重されてきた桃山陶器の独特なデザインや色合いが表現されています。
方形瓶に柚をたっぷりとかけて美しい色を出し、へら描きした卯文に銅タンパンを施した落ち着きあるボトルです。
独特の釉薬の艶やかさがあり、飾っておくだけでも高級感と癒しがあります。
■ピュアモルト山崎12年誕生の歴史
サントリーピュアモルト山崎12年 黄瀬戸卯文方形瓶に詰められている山崎12年は創業者の想いを受け継いだ二代目マスターブレンダーの佐治敬三によって生み出されました。
1980年代に入り、時代の流れを敏感にキャッチし、ウイスキーの新たな未来を見据えていた彼は、日本初のモルト原酒100%ウイスキーを発売することを思い立ちます。
シングルモルトは個性が強すぎることもあり、世界でも一部の愛好家にしか飲まれていませんでした。
ました、強い香りに抵抗を持つ、日本人の繊細な感性にはシングルモルトは強すぎ、これまでのサントリーでも複数のモルト原酒にグレーン原酒をブレンドしたブレンデットウイスキーを販売し好評を得てきました。
そんなブレンデットウイスキー主流の時代にシングルモルトを売り出すことは、冒険的なチャレンジでしたが、1984年(昭和59年に、シングルモルトウイスキー山崎12年がリリースされたのです。
シングルモルトは仕込み水として使う、その土地の水や熟成に大きく影響する気候風土をはじめ、職人のウイスキーづくりへの姿勢など蒸留所が持つ特性がダイレクトに伝わってしまうのが特徴です。
佐治敬三はスコットランドの風土をダイレクトに伝えるスコッチのシングルモルトとは異なる、日本らしい上品なテイストを目指し、その目標に彼の片腕であったチーフブレンダーの佐藤乾が応えます。
山崎蒸留所がある京都郊外の四季を感じる自然豊かな風土が磨き上げた長期熟成モルト原酒を丁寧に選び抜き、山崎12年が完成を迎えます。
これまでカタカナのネーミングが多かった中で、敢えて山崎という和名を付けたのも、ジャパニーズシングルモルトの幕開けを表現したかったからです。
ラベルに用いる山崎の文字は佐治敬三が自ら書いた書体が使われました。
彼は何度も何度も筆をとっては山崎という字を書き続け、その中から最も力強くて美しく端正な文字が最終的にラベルに使われることとなったのです。
■世界で認められた山崎12年
80年代半ばになると、佐治敬三が予測した通り、長期熟成のプレミアムウイスキーの時代が到来します。
佐治敬三は既に70代に入っていましたが、山崎蒸溜所の革新的な大改修を行うことを決意します。
直火蒸溜釜や木桶発酵槽を導入し、より多彩な香味のモルト原酒の造り分けができるように環境を整えたのです。
1989年には新設備での製造がスタートし、この大改修が後に大きな結果をもたらしてくれます。
ですが、1999年(平成11年)、サントリーが創業100周年を迎え、式典を終えた7か月後に80歳を迎えたばかりの佐治敬三が亡くなります。
創業者の鳥井信治郎、その次男である佐治敬三と繋いできた100年が、21世紀に入って鳥井信治郎の孫にあたる三代目マスターブレンダーの鳥井信吾へと受け継がれました。
2003年(平成15年)には、世界的なウイスキーの品評会であるISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)において、山崎12年が金賞を受賞します。
これは1980年代末に佐治敬三がウイスキーとサントリーの未来を予測して、山崎蒸溜所の大改修を行ったことが大きく寄与しています。
改修後に造られたモルト原酒の香味が山崎12年に見事に生かされていたからです。
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