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■期待に応えた大容量サイズ
サントリーピュアモルト山崎１２年 クイーンサイズ １０００mlはサントリー山﨑蒸溜所の代表銘柄である山崎１２年の大容量ボトルです。
スタンダードなサイズは700ｍｌボトルですので、それより小さいサイズのペットボトル1本分多く入っているタイプです。
ホームパーティーをはじめ、バーやレストランなどでの需要にも応える山崎１２年を存分に味わいたい方に好評を得ました。
山崎12年は円やかで優しい甘みが特徴で、バニラやココナッツを思わせる甘く優しい香りと、舌にふわりと広がる蜂蜜のような滑らかさが楽しめます。
ウイスキーを飲みなれていない方にも飲みやすく、香りと味わいが心までリラックスさせてくれるので大容量タイプで心ゆくまで味わいたいものです。

■山崎１２年の産みの親
山崎１２年が通常の700mlボトルを超えた大容量タイプとして発売に至ったのは、それだけ人気があり、需要があるからということができます。
今でこそ山崎の名は知れ渡っていますが、その歴史はそう古いものではなく1984年のことです。
1984年3月14日のホワイトデーの日に新しく発売されたのが、今ではサントリーウイスキーの代表銘柄となっている山崎12年です。
当時はブレンデットウイスキーが人気の時代でしたが、これからは個性が重んじられる時代になると未来を予測した二代目マスターブレンダーの佐治敬三が発案し、その時代には世界的にもあまり馴染みがなかったシングルモルトウイスキーの開発に乗り出したのです。
佐治敬三はサントリー創業者の鳥井信治郎の次男として1919年に生まれ、第二次世界大戦時には戦地に赴きますが、無事に帰還を果たします。
終戦後、工業用アルコールなど低品質の酒がはびこるなかで、敗戦に肩を落としながらも復興を目指して頑張る日本を元気付けたいと、少しでも手に届きやすく、かつ高品質なウイスキーを造るためにグレーン原酒の割合を高めたブレンテッドウイスキーなどを誕生させています。
日本が見事に復興を遂げてからは世界に認められる本格ウイスキー造りへと、父の片腕となって情熱を注ぎ続けてきました。

■山崎１２年の誕生
信治郎が亡くなり、父から社長とマスターブレンダーを受け継いだ佐治敬三は戦後の貧しい時代から復興を遂げ、高度成長期を迎えて生活が豊かになっていく時代の流れとともにウイスキーが生活の中に浸透していく様子を確かめつつ、それだけで満足することなく、更なるウイスキー造りの未来を見据えていました。
日本がさらに豊かになり、人々のライフスタイルや価値観が多様化していった時に、一体どんなウイスキーが好まれるのだろうかと考えた時、これまでのブレンテッドウイスキーではなく、モルト原酒100％の個性豊かなシングルモルトであるという発想に至るのです。
当時のチーフブレンダーだった佐藤乾に対して、スコッチのシングルモルトとは違った日本的な上品なテイストに仕立てたいと希望を伝えています。
彼の意向を汲みとったチーフブレンダーは数多の原酒の中からサンプリングしては、テストブレンドを繰り返し、佐治敬三とともに幾度となくテイスティングを重ねて理想の香味を追求していったのです。
こうした匠たちの情熱と努力の末、発案から約2年の歳月をかけて1984年に誕生したのが、シングルモルトウイスキー山崎で、3月14日に山崎１２年が世に送り出されます。
2003年には国際的な酒類のコンペティションであるISC（インターナショナル･スピリッツ･チャレンジ）のウイスキー部門で、ジャパニーズウイスキー初となる金賞を受賞し、創業時からの夢であった世界に通用する、世界に誇る日本産のウイスキーの地位を確固たるものとしたのです。
鳥井信治郎の時代から受け継がれたウイスキーづくりに対する情熱と、未来を描いた佐治敬三の想い、そして、山崎蒸溜所の個性が輝いた山崎１２年を心ゆくまで堪能でき、多くの人と分かち合えるのが、サントリーピュアモルト山崎１２年 クイーンサイズ １０００mlといえます。