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■ジャパニーズウイスキーを代表する銘柄サントリーピュアモルト「山崎１２年」

ジャパニーズウイスキー好きであれば一度は耳にしたことであろうサントリーピュアモルト山崎12年は、今や日本のみならず世界中で愛されているウイスキーです。
世界中の多くのファンを獲得し発売から長い年数が経過してもその人気が衰えることはありません。
世界にも誇れるジャパニーズウイスキーの代表として名高いサントリーピュアモルト「山崎12年」は、サントリーの山崎蒸溜所で製造されました。
1923年に鳥井信治郎によって創業されたサントリー山崎は、ジャパニーズウイスキーの最初の蒸溜所としても知られています。
サントリーピュアモルト「山崎12年」においてもジャパニーズウイスキーである傍ら、スコッチウイスキーの製法がふんだんに取り入れられています。
旨味を存分に感じられる贅沢なウイスキーを造るには、スコットランドのような土地性や水源が必要だと考え、鳥井信治郎は妥協することなくサントリー山崎の生誕の地を探し出しました。
現在のサントリー山崎蒸溜所を構える京都郊外にある自然豊かな地は、ウイスキー造りに適した土地であることはもちろんのこと、上質な水源に恵まれているのも特徴です。
山崎は「水生野」（みなせの）と呼ばれる名水の地で、近くには名水百選に選ばれた「水無瀬神宮の離宮の水」があります。
そんなウイスキー造りに適した地で生まれたサントリーピュアモルト 山崎12年の誕生は、1984年のこととなります。
サントリーピュアモルト「山崎12年」の誕生は今から40年近く前まで遡りますが、どれだけ時間を重ねても上質な味わいや香りが損なわれることはありません。

■ISC2003で金賞を獲得。世界で愛される日本生まれのウイスキー

サントリーピュアモルト「山崎12年」は、サントリー山崎蒸溜所の熱い思いがたっぷりと詰まったジャパニーズウイスキーです。
一口飲んだだけで職人の情熱を舌で感じることができ、一瞬で心を掴まれてしまったという方も少なくありません。
これまでにサントリー山崎では、さまざまなウイスキーを生み出してきました。
中には、貴重な限定ボトルもあり、市場では高値で取引されています。
今やトップクラスを誇るジャパニーズウイスキーとなっているため、ウイスキー好きでなくとも一度は耳にしたことがあるはずです。

■サントリー山崎蒸溜所の歩みについて

サントリー山崎蒸溜所は、1923年に創業されて以来、強いこだわりを持ち伝統的な製法にて製造し続けています。
多彩な原酒を造り分けているのもこだわりの一つで、発酵工程においても発酵槽の使い分けに妥協することもありません。
また、蒸溜釜や樽の使い分けを行うなど、世界でも類を見ない徹底した造り分けを行い、贅沢なウイスキーを誕生させることに成功しています。
創業以来、これまでに多数の銘柄を生み出してみたのもサントリー山崎蒸溜所の自信の証です。
国産第一号ウイスキーである「白札」の誕生から始まり、1937年には「角鶴」の製造を経て1984年にサントリーピュアモルト 山崎12年が世に送り出されることとなります。
サントリーピュアモルト 山崎12年は、シングルモルトウイスキーとして世界の愛好家たちから愛されました。
1980年代は、ブレンデッドウイスキーがメジャーな時代でもあったため、シングルモルトウイスキーは限られた愛好家しか嗜むことのなかったことでも知られています。
しかし、2代目マスターブレンダーである佐治敬三は、日本人も好むシングルモルトウイスキーを造るという強い思いを持ち、新しい時代が求めるウイスキー造りに精を出しました。
試行錯誤を重ねた後、理想の味わいと香りを実現した「サントリーピュアモルト 山崎12年」を誕生させることに成功したのです。
多彩な原酒が混ざり合い、それぞれの魅力を感じられる調和の取れた逸品となっているのも特徴です。
2代目マスターブレンダー佐治敬三の熱い思いとウイスキー職人が追い求めた満足度の高いジャパニーズウイスキーに仕上がっているのも魅力といえるでしょう。