menu list買取商品 - 余市 2004 シングルモルト ニッカ
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余市 2004 シングルモルト ニッカの高価買取致します
余市 2004 シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 35500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 余市蒸留所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 750ml/61% |
余市蒸留所からリリースされた「シングルカスク余市2004」は、余市らしいボディ感を備えた実力の1本です。
力強い酒質の余市モルトを長期間熟成し、2004年にひとつひとつの樽ごとに750ミリリットルで瓶詰めしました。
オレンジピールのようなすがすがしいオークの香りと、ビターチョコの甘さとナツメグのようなスパイシーさが漂い、新樽のビターとふくらみのある柔らかな麦芽による甘い味わい、そこから樽のウッディーさが余韻に残る個性的な飲み心地です。
余市 2004 シングルモルト ニッカの歴史
日本のウイスキーがおいしいのは多くの試練の歴史があったからこそ
■ジャパニーズウイスキーの誇り
ウイスキーの歴史は比較的浅く、700~800年ほどと言われています。
しかもこの年数はウイスキーが蒸留され、樽に入れて熟成される前の、蒸留酒として飲まれていたころを含めてのことですので、樽に入れて熟成され、現在のような美しい琥珀色になったのはわずか200~300年前のことなのです。
ウイスキーというと、ワインやブランデーと並ぶ洋酒としておなじみなだけに、まだその程度の歴史しかないのかと思うと、かえってその歴史に興味がわいてきます。
また、ウイスキーには5大産地と呼ばれるおいしいウイスキーが作られている国があるということは、最近のウイスキーブームによって広く知られるようになりましたが、この5大産地の一つに日本が作るジャパニーズウイスキーが含まれていることは大いなる誇りといえるでしょう。
とはいえ、そこには多くの試練の歴史がありました。
そんなジャパニーズウイスキーの試練の歴史を紐解いてみたいと考えます。
■どちらも異なる分野で先人といえた二人
今、日本のウイスキーメーカーの名前を挙げてみてくださいと言ったら、ほとんどの人が「サントリーとニッカ」と答えるでしょう。
逆に、それ以外はと尋ねたら、ほとんどの人が答えられないと思われます。
そのくらい、日本においてウイスキー作りの技術に長けており、ジャパニーズウイスキーはサントリーとニッカウヰスキーが作り出していると言っても過言ではありません。
実際、サントリーの山崎蒸留所と白州蒸留所、そしてニッカウヰスキーの余市蒸留所と宮城狭蒸留所が、ジャパニーズウイスキーを作り出す主たる蒸留所と言えます。
つまり、サントリーとニッカという二つの会社がジャパニーズウイスキーを作り上げ、その品質を世界に認めさせたのです。
日本のウイスキーの歴史において欠かせない人物といえば、サントリーの創業者・鳥井信治郎とニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝です。
テレビドラマの影響により、いまや鳥井信治郎よりも竹鶴政孝の方がすっかりよく知られた存在ですが、二人は同じ時代に違う方面から、日本でのウイスキー作りに取り掛かります。
■鳥井信治郎は商人、竹鶴政孝は職人
鳥井信治郎は丁稚奉公をしていた折り、ワインなどの洋酒を輸入販売する店にいたことから、洋酒に関する知識を増やしていきました。
そして、丁稚をやめ、「寿屋洋酒店」を開きます。
これがサントリーの前身です。
一方、醸造家に生まれた竹鶴政孝は、大正時代にスコットランドへウイスキー作りの方法を学びに行きますが、雇ってくれる蒸留所が見つかりません。
誰も日本人に教えたくなどないと考えたからです。
そんな中、政孝の熱意に打たれ、雇ってくれるところが見つかりましたが、さらに試練が待っていました。
蒸留機に近づけてもらえず、作り方を教えてくれないのです。
それでも政孝はその中でわかることをできる限り吸収しようと、誰よりも頑張ります。
その姿を見て、一人の職人が政孝を手招きし、蒸留機について教えてくれることになった時の政孝の喜びはいかばかりだったでしょう。
それ以来、政孝は蒸留機のそばに近づけるようになり、みんなが嫌がる蒸留機内の掃除では、裸になって蒸留機の中に飛び込み、率先して行ったそうです。
中に入ることで蒸留機の仕組みをより詳しく知りたいという、政孝の強い熱意がここにも現れています。
鳥井信治郎は、スコッチウイスキーの権威であるムーア博士にスコッチウイスキーの作り方を伝授してもらおうと考えていたところ、すでに作り方を学んだ青年がいることを教えられました。
それが、竹鶴政孝でした。
商人気質であり、才覚に優れていた鳥井信治郎は、竹鶴政孝を招き、国産第一号のウイスキーを作りますが、これが大失敗に終わり、政孝は余市へ、鳥井信治郎は山崎でそれぞれが目指すウイスキー作りに取り組み、それぞれの信念に基づいてジャパニーズウイスキーを作り上げていきます。
■余市で作られた竹鶴政孝のウイスキー
余市蒸留所が作り出した「シングルカスク余市2004」は、余市ならではのしっかりとしたボディ感が楽しめる仕上がりとなっています。
長期間熟成されたその味わいはさわやかさと甘さ、さらに樽のウッディさが味わえる上質の出来ばえです。
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