menu list買取商品 - 余市 15年 シングルモルト ニッカ
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余市 15年 シングルモルト ニッカの高価買取致します
余市 15年 シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 40000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 余市蒸留所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市町 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/45% |
「余市15年(700ml)」は、ニッカウヰスキー発祥の地である北海道工場(余市蒸溜所)で蒸溜された、15年以上熟成を重ねたモルトだけで仕上げたシングルモルトウイスキーです。
華やかで落ちつきのある香りと、シルキーでスムースな口当たり、そして深くまろやかな余韻がこのお酒の特長です。
オークの甘さとしっかりとしたピートの味わい、やわらかな樽熟成香を存分にお楽しみいただけます。
余市 15年 シングルモルト ニッカの歴史
今も変わらず愛され続ける逸品のウイスキー
■甘さとスパイシーさが融合
ニッカウヰスキーの「シングルモルト余市15年」は、15年の歳月をかけて熟成したモルトだけを使用して造り上げたシングルモルトウイスキーです。
ニッカ初の蒸留所である余市蒸留所では、本場スコットランドでも行われていない石炭による直火蒸留で「シングルモルト余市15年」を造り続けていましたが、現在は原酒不足により終売となってしまいました。
しかしながら、華やかな香りと熟成されたクリーミーな口当たりは、飲みやすいウイスキーとして大変好評でした。
バニラの風味や樽から染み込んだ独特のウッディーさを併せ持ち、はちみつやシェリー、そして熟した果実のとろけるようなフルーティーな甘さが特徴です。
甘みだけでなく、スパイシーな味わいも楽しめる逸品として、「シングルモルト余市15年」は今も多くのファンに愛されています。
■上質のウイスキー誕生の鍵は「竹鶴ノート」
「シングルモルト余市15年」は、ニッカウヰスキーの「シングルモルト余市」のシリーズの1本として発売されました。
余市の潮風は時に優しく、時に荒々しく吹きすさび、そんな北の大地で生み出されたウイスキーは極上の味わいです。
澄み切った空気の中で、じっくりと重ねられた熟成により、力強い重厚感が味わえるのも特徴となっています。
そんな上質のウイスキーを生み出した秘密は、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝がしたためた2冊のノートの存在です。
それは「竹鶴ノート」と呼ばれ、日本での本格的なウイスキー造りをめざす青年時代の政孝の夢が、ぎっしり詰まった内容になっていました。
かつてイギリスの首相が「非常に賢い一人の日本人青年が、たった1本の万年筆を用いて、ウイスキーの秘密を2冊のノートに全て盗んでいった」と話したという逸話があります。
しかし、そのスピーチには首相独特のユーモアと、政孝への親愛の想いもこめられていました。
その青年・政孝が書き綴った「竹鶴ノート」は、政孝がスコットランドの研修時代に得た知識が目いっぱい詰め込まれた、まさにウイスキー造りの集大成とも言える内容になっていたのです。
「シングルモルト余市」シリーズは、この「竹鶴ノート」によって生み出されたと言っても過言ではありません。
■「人の心」がウイスキー造りの根本
1934年に余市に蒸留所を開設した政孝ですが、工場経営は厳しく、ウイスキー製造のために通常2基必要なポットスチルも、資金繰りの加減で1基しか置けませんでした。
そのため、ポットスチルは二つの工程で利用することになり、毎回従業員による丹念な清掃が行われました。
ウイスキーの品質に関わるため欠かすことのできない大事な作業でしたが、清掃にかかる労力は大変なものでした。
それでも政孝はウイスキーを造るのは設備ではなく、人の心であると言い、従業員たちを鼓舞し続けたのです。
そして従業員と一丸となって、自身もウイスキー造りに邁進しました。
そんな過酷な環境で日夜ウイスキー造りに励む従業員たちを労わることも、政孝は決して忘れませんでした。
「竹鶴ノート」にはウイスキー造りに関することだけでなく、社員の働き方や待遇面での考慮、それに労働環境についてもこと細かに記されていました。
上質なウイスキーを造り出すためには、いかに働きやすくすることが大切かを、政孝が考えていたことがこの記述から伺い知ることができます。
そのため、退出の時間が来れば、遠慮することなく家に帰るよう従業員に推奨したのです。
仕事の効率を図るためには、家で家族と共に夕べの時間を過ごし、家庭を大切にする重要さを常に念頭に置いていました。
大正時代にこのようなことをひと目をはばからず言えたのは、おそらく政孝以外にはいなかったと思われます。
当時としては珍しい、従業員とその家族も交えてのスポーツやレクリエーションを行い、それが今日のニッカウヰスキーの「よく働き、よく遊ぶ」の社風へとつながっていったのです。
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