menu list買取商品 - 余市 1985 シングルモルト ニッカ
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余市 1985 シングルモルト ニッカの高価買取致します
余市 1985 シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 250000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 余市蒸留所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市町 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/55% |
「余市1985」は、ニッカウヰスキーの余市蒸溜所で昭和60年に蒸溜・樽詰めし、貯蔵・熟成させたヴィンテージモルトウイスキーです。
20年の長期熟成を終えた、3つの異なるタイプのモルトウイスキー原酒をバッティングしています。
丁寧に混和しているため、香りや味わいにさらに複雑さが増し、長い余韻を堪能いただけるものとなっているのも特長です。
余市1985のように製造年度が記されているお酒は、結婚や誕生日、成人式など記念日の贈り物としても人気があり、それぞれの特別な時間を感じることのできるアイテムとして根強い人気があります。
余市 1985 シングルモルト ニッカの歴史
20年の長期熟成モルトを使用したヴィンテージウイスキー
■長年にわたる熟成により誕生したヴィンテージウイスキー
「シングルモルト余市1985」は、ニッカウヰスキーの余市蒸溜所で製造され、昭和60年に蒸溜し樽詰めしたのち、20年にわたって貯蔵、熟成させたヴィンテージもののシングルモルトウイスキーです。
「シングルモルト余市1985」には、3つの異なるモルトウイスキーの原酒がバッティングされて造り上げられました。
熟成したウイスキーの色合いは、ゴールドの輝きに彩られた琥珀色で、詰められた樽から放たれるバニラの甘い香りと、クリームのような滑らかな口当たりが特徴です。
また、樽熟成による独特の奥深い香りと、凝縮された果実の香りも楽しめます。
甘さとフルーティーさを、ピートの穏やかなほろ苦さによって全体を引き締めた仕上がりとなっており、様々な美味しさが楽しめる逸品です。
■スコッチウイスキーの知られざる歴史
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝がウイスキー造りの修行を行ったスコットランドは、世界有数のウイスキーの産地でした。
当時、ウイスキーと言えばスコットランドのスコッチウイスキーか、アイルランドのアイリッシュウイスキーを指すほど、スコットランドはウイスキーの本場だったのです。
世界を代表する本場スコットランドのスコッチウイスキーが、実は荒れ果てた土地で造られる密造酒だったことを知る人は少ないでしょう。
このウイスキーは「田舎者の密造酒」と呼ばれ、ひそかに製造・販売されていたのです。
なぜ、スコッチウイスキーが密造酒として、公に知られることなく製造する必要があったかというと、そこにはスコットランドとイングランドによる確執がありました。
蒸留酒の技術の起源は中東が始まりと言われており、15世紀に入ってスコットランドやアイルランドにわたってきました。
当初は修道院で造られ、ラテン語で「アクアヴィッテ」(「命の水」という意味)と呼ばれていたことからも分かるように、当時は薬として用いられており、まだお酒という概念はありませんでした。
ところが、医療用アルコールとしては、かなり美味しそうなものができ上がったため、自然と「お酒」として飲まれるようになっていったのです。
現在もジャガイモを原料とした蒸留酒がありますので、薬としてだけ使うのはもったいないという思いが、人々の中に芽生えても不思議ではなかったと思われます。
■密造酒製造の過程ででき上がったウイスキー
ウイスキーが伝わってから1世紀を少し過ぎた1627年に、後のジョン・ヘイグ社となるロバート・ヘイグが本格的に蒸留酒造りを開始しました。
大麦を簡単にお金に換金できるウイスキーの製造は、魅力的な産業として注目の的でした。
しかし、そこに目をつけたスコットランド議会が、1644年にウイスキーに対して酒税の徴収を開始したのです。
1707年はスコットランドの酒造りに、大きな変化をもたらした年でした。
この年、スコットランド議会はイングランドに統合され、イングランド議会はウイスキー製造者に対して莫大な酒税を課すことを決めました。
しかも、その税率は原価の20倍、30倍で、まともに払っていたのでは原材料代すら用意することができなくなり、考え出されたのが密造酒の製造だったのです。
密造酒の製造が盛んに行われた時期には、スコットランドのお酒の半分は密造酒だったと言われています。
当時のスコッチウイスキーは、無色透明であるのが普通でした。
ウイスキーは蒸留酒の一つであり、他に焼酎やウォッカなどもこの種類の仲間です。
蒸留酒は醸造酒を蒸留して出来上がり、その色合いは焼酎やウォッカが示すように無色透明なのに、なぜウイスキーは現在のような琥珀色になったのでしょうか。
密造酒を造るために製造者が選んだ土地には、ピートと呼ばれる泥炭がたっぷりと含まれていました。
ウイスキーに使う麦芽は乾燥させなければならないのですが、そのために使えるものがピートしかなく、独特の煙臭さがついてしまったのです。
ところがこのスモーキーな風味がウイスキーの味わいをさらに深めることになりました。
そして、でき上がった蒸留酒はシェリー酒の樽に詰められ、森の奥深くにこっそりと運び込まれました。
樽を転がし、隠し場所へ持って行く間に樽の色が酒に移り、いざ飲もうとした時には琥珀色に変わっていたのです。
この琥珀色に変わっていく過程で、酒の熟成が進み、ウイスキーは格段に美味しい味に変貌していました。
現在親しまれているウイスキーの形が、出来上がった瞬間でもあったのです。
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