menu list買取商品 - 余市 1987 シングルモルト ニッカ
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余市 1987 シングルモルト ニッカの高価買取致します
余市 1987 シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 200000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 余市蒸留所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市町 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/55% |
「シングルモルト余市1987」は、2007年11月にアサヒビールから、節目となる20年の歳月に由来して2000本のみリリースされた数量限定の貴重なお酒です。
ニッカウヰスキーの余市蒸溜所で1987年に蒸溜・樽詰めされた3タイプのモルトをブレンドし、樽出し度数に近いアルコール度数55%で瓶詰めして、ボリュームのある香りと深い味わいに仕上がっています。
製造年度を記した稀少なラベルのヴィンテージモルトは、自分の記念年などと重ね合わせて時間を感じることができるアイテムとして根強い人気があります。
余市 1987 シングルモルト ニッカの歴史
世界をうならせた日本のケミストリー
■世界に認められたシングルモルト余市1987
シングルモルト余市1987は、2007年11月に、満20年になる原酒だけをボトリングして2000本のみ限定でリリースされました。
これは節目となる年に由来したものですが、このシングルモルト余市1987はその後すぐにノンチルフィルタードとしてもう一度発売されることになります。
その理由は、翌2008年4月、このウィスキーが国際的ウィスキーコンペティションワールド・ウィスキー・アワードで最優秀賞を獲得し、世界最高峰と認定されたためです。
ニッカウヰスキーは前年すでに竹鶴21年ピュアモルトで最優秀賞を受賞しており、この受賞は2年連続受賞という最高の栄誉となりました。
発売年を見返していただければわかるように、限定発売されたのは受賞の半年足らず前のタイミングとなります。
つまり、受賞に沸いたその時にはすでにボトルは完売しており、市場ではまさに幻のボトルになったわけです。
しかしながら受賞を称賛する声があまりに多く反響が大きかったために、また別の形で発売されることとなったわけです。
■ワールド・ウイスキー・アワードの栄誉
ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)は、イギリスのウィスキー専門誌の発行元が主催する、世界的なウィスキーのコンペティションです。
全身となったのは2001年から2年に1度開催されていたブラインドテイスティングによる選考会でしたが、2007年にWWAとなり、より公正なコンペティションとなりました。
審査には各国からウィスキーの専門家が招かれ、ブラインドテイスティングにより厳正な審査が行われます。
第1次審査と第2次審査を経て、最終審査にかけられるのはイギリスのグラスゴーです。
7つの部門があり、シングルモルトの他にはブレンデッド、ピュアモルト、グレーンなどの他、アメリカンやリキュール、ニューリリースなどの部門になっています。
シングルモルト余市1987が受賞したのはもちろん、王道中の王道、シングルモルトウィスキーの部門です。
最優秀賞ですから、まさに世界最高峰と認められた瞬間です。
スペイサイドやアイラなど、知る人ぞ知るウィスキーの名産地を差し置いて、日本の余市が最高だと言わしめたのです。
この栄誉は何ものにも代えがたいものですし、竹鶴政孝氏も心から誇りに思われることでしょう。
前年の竹鶴21年は、ベストジャパニーズシングルモルトでした。
でも余市1987は、それを上回る世界最高峰に輝いたのです。
■ブレンドの妙は違う原酒であればこそ
シングルモルト余市1987は、ニッカウヰスキーの北海道余市蒸溜所で樽詰めされた3つのタイプのシングルモルトをブレンドしたものです。
樽出し度数に近づけるために55%でボトリングしているので、かなり骨太で重厚感のあるウィスキーに仕上がっています。
ラベルには製造年度が記されていますが、余市蒸留所が積み重ねてきた時間、樽の中でウィスキーが積み重ねてきた時間に自分の時間を重ね合わせて飲みたい逸品でしょう。
その中には人生と同じく、悲喜こもごもが溶け込んでいます。
創業者竹鶴政孝氏は、ブレンドウィスキーは異なる原酒を混ぜ合わせてこそ奥行きが出るという信念を持っていました。
後に第二蒸留所となる宮城狭を建設したのも、そうした信念を具現化させるためだったと言います。
まったく違った個性を持つ原酒同士が混ざり合い、ケミストリーにより最高の味わいを生み出す、これはまさに人生のドラマ同じと言えます。
スコットランドで職工たちと出会い、運命の女性との出会いを果たし、日本で新しいウィスキー文化を生み出した竹鶴氏は、まさに人生において数々のケミストリーを起こした人物です。
原酒が違えば違うほど味わいは深くなる、ウィスキーには人生に通ずる哲学があります。
1987年の余市蒸留所は、工場見学に加えて実際にウィスキーづくりを体験できる、マイウィスキーづくりのプログラムがスタートした年です。
もっと人々が交流を深め、ウィスキーを深く愛することを知れば、きっとウィスキーにはその喜びが溶け込んで行くでしょう。
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