menu list買取商品 - 余市 1987 ノンチルフィルタード シングルモルト ニッカ
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余市 1987 ノンチルフィルタード シングルモルト ニッカの高価買取致します
余市 1987 ノンチルフィルタード シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 200000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 余市蒸留所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市町 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/55% |
「余市1987 ノンチルフィルタード」は、ウイスキーの国際的コンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」にて最優秀賞 ワールド・ベスト・シングルモルトウイスキーを受賞した記念に販売された商品です。
「ノンチルフィルタード(NON-CHILL FILTERED)」とは、瓶詰め後のにごりや澱(おり)の発生を防ぐための「冷却・ろ過」をあえて行わずにボトリングする製法です。
これにより、香味成分が豊富に残り、より豊かな香りと複雑な味わいが楽しめます。
余市 1987 ノンチルフィルタード シングルモルト ニッカの歴史
謎に包まれたウイスキーは命の水だったという説
■意外と歴史は浅いウイスキー
ウイスキーというお酒は、その美しい琥珀色に魅せられて飲み始めるという人が多いのではないでしょうか。
ビールとはまた違う色合いですし、ブランデーとも異なります。
もちろん、ウイスキーにもいろいろな種類があり、琥珀色と言っても色味にはさまざまな違いがあります。
とはいうものの、おしなべて琥珀色という表現がしっくりくるものが大半で、この色合いの美しさがウイスキーというお酒をより一層、魅力的にしていると言っても過言ではありません
けれど、ウイスキーが飲まれ始めたのは今から800年ほど前、15世紀頃と言われています。
ワインは、紀元前8000年ごろの世界最古の文明と言われるメソポタミア文明のころから作られ、飲まれていたとされるのと比べれば、ずいぶんと歴史の浅いお酒であることが分かります。
しかも、現在、多くの人を魅了する琥珀色をしていたわけではなく、ジンやウォッカ、焼酎などのような蒸留酒であることから、最初は無色透明のまま飲まれていたというのですから、意外なことが次々と分かってくるお酒と言っていいでしょう。
■ウイスキーは命の水だった?
ウイスキーと思われるお酒が文献に登場するのは14世紀のことで、イタリアで作られていたワインの蒸留酒がアイルランドに伝わり、アクア・ヴィテと呼ばれていた飲み物が、ゲール語のウィシュケ・ベァハという呼び方に変わります。
とはいえ、どちらも「命の水」という意味は同じだったことは興味深いといえるでしょう。
それというのも、当時は水をそのまま飲むことはできない不衛生な環境でしたので、水を飲んで命を落とすことさえ珍しくありませんでした。
発酵させたワインをさらに蒸留した液体がより衛生的になったことが、「命の水」と呼ばれた一番の理由だったのでしょう。
そんな命の水は、15世紀にはイギリスのスコットランド王室で王様が飲んでいたという文献があることから、14世紀にアイルランドに伝わり、さらに15世紀にはスコットランドで作られるようになったと考えられます。
イタリアではブドウから作りましたが、アイルランドにしろスコットランドにしろ、大麦が多く栽培されていたことから、大麦を原料にして作り始めました。
もともとはワインを基にしたお酒だったものの、その後、原料が変わったことで、明確な違いを持つようになっていったといえるでしょう。
■ウイスキーがより広まっていったスコットランドで起こったこと
アイルランドからスコットランドへと広まっていったウイスキーは、当時は蒸留酒であったことから、ジンやウォッカのようにアルコール度数の高い、非常に刺激の強いお酒であったと考えられます。
そのため、イングランドの人たちはビールを好んで飲んでいました。
スコットランドのお酒であるウイスキーは、地方の田舎者が飲むごく限られた地域のお酒として、イングランドの人たちからは見下されていたという歴史があります。
このあたりは、現在でもイギリスの正式名称がグレートブリテンといい、イングランド、ウェールズ、そしてスコットランドと北アイルランドの連合王国で構成されていることも起因しています。
これら連合国でしばしば起こるのが領地や主権、権力の奪い合いで、特にイングランドがスコットランドを併合したときに、ウイスキーに大きな変化が起こりました。
高い酒税をかけるイングランド政府に対抗するため、スコットランドでウイスキーを作る人たちは、出来上がった透明なウイスキーをこっそりシェリー樽に入れ、隠したのです。
そのため熟成が進み、現在の琥珀色をした美しいウイスキーが生まれたのですから、災い転じて福となす結果となったといっていいかもしれません。
■日本版スコッチウイスキーといえばニッカ
そんなスコットランドのウイスキー作りを学んできたのが、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏であることはよく知られています。
「NIKKA(ニッカ) シングルモルト 余市 1987 ノンチルフィルタード」は、ウイスキーのにごりや澱の発生を防ぐ冷却・ろ過をあえて行わず、そのままボトリングしているのが特徴です。
これをノンチルフィルタードと言いますが、そのおかげでより原料の風味や味わいがしっかり残り、飲みごたえのあるウイスキーに仕上がるのが特徴です。
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