menu list買取商品 - 余市 1990’s シングルモルト ニッカ
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余市 1990’s シングルモルト ニッカの高価買取致します
余市 1990’s シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 20000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 余市蒸留所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市町 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 500ml/55% |
「シングルモルト余市1990’s」は、1990年から1999年までの余市蒸溜所の原酒を絶妙にブレンドした蒸溜所限定珠玉の高級シングルモルトです。
人気のシェリー樽に貯蔵したことによって生み出されたドライフルーツの甘酸っぱい芳香と、柔らかくクリーミーでカカオのようなフレーバーが印象的です。
確りとした余市らしい味わいに、ウイスキーの理想郷を感じられます。
冷たく澄んだ北の空気と、朝夕の霧に包まれる余市蒸留所の貯蔵庫で眠り、熟成を経た石炭直火蒸留由来の重厚で豊かな味わいをお愉しみいただけます。
余市 1990’s シングルモルト ニッカの歴史
自然発生したワインと意図せずできたウイスキー
■ワインの歴史は紀元前にさかのぼる
文献に登場するワインの歴史は、紀元前8000年の最も古い文明である古代メソポタミア文明のころとされています。
現代社会では、ほとんどの物が人間の必要性から発想が浮かび、実現させるにはどうしたらいいかを考えて生まれるのに対し、古代では自然発生したものを人が見つけるということの方が多かったのではないでしょうか。
ワインは、そんな自然発生したものを人が見つけた飲み物とされており、人が発明したのではなく、自然界にあったものを人が発見し、その後、発展していったというのが起源といえます。
ワインの原料がブドウであることはよく知られていますが、ブドウの原種は300万年前から存在し、さらにそのブドウの糖分をアルコールに分解するのに必要な酵母は、驚くべきことに数億年前から存在したのだそうです。
そう考えると、ブドウの原種がブドウの実を実らせ、そこに何らかの形で酵母がくっついたとなれば、当然ワインになります。
実際、ブドウの実が木から落ちて潰れていたところに天然の酵母がくっつき、発酵していたのを発見したのがワインの始まりとされているのですから、長い歴史があるのもうなずけます。
■ワインが早くから飲まれるようになった理由
天然の酵母菌が数億年前に、ブドウの原種が300万年前から存在したことが、ワインが早くから作られ、人々に飲まれるようになった一番の理由と言えますが、何よりワインというお酒が、発酵を終えた時点で飲めたということが、早くから飲まれるようになった理由として大きいでしょう。
その点では、日本においても発酵を終えた時点で飲む日本酒は、縄文時代にはもう作られていたとされており、弥生時代になるとお米が作られるようになったことから、現在の日本酒の原型が出来上がっていたと考えられています。
どちらにも共通しているのが、古くから確固たる原料があったことと、発酵したらすぐに飲めるという点です。
もともとはワインから生まれたとされるウイスキーは、いまから800年ほど前に伝わり、さらに現在のような美しい琥珀色になったのは、わずか200年ほど前のこととされていますので、お酒の中ではかなりの新参者と言えます。
その点では、果実を原料にし、蒸留したのち樽に詰めて熟成して作るブランデーはウイスキーと製造工程がほぼ同じでありながら、ウイスキーよりも早くに作り方も味わいも確立されているのは不思議です。
■ウイスキーの歴史が浅い理由は
もともとイタリアのワインを蒸留したものがアイルランドにわたり、そこで定着したのち、スコットランドへと広まっていったのがウイスキーの起源です。
アイルランド、スコットランドともに、大英帝国の中ではもっとも強力なイングランドと、しょっちゅう戦いを繰り返していた歴史があります。
そんなアイルランドとスコットランドは、原料となる大麦がたくさんとれたことから、大麦を原料にした蒸留酒を作り、無色透明の状態で飲んでいました。
イングランドではビールが好まれたため、ウイスキーは田舎者が飲む洗練されていない酒という認識だったのです。
そのスコットランドがイングランドとの戦いに敗れ、スコットランド独自のお酒であるウイスキーに法外な課税がかけられたことにより、ウイスキーが変わります。
人々はイングランド政府にわからないようにウイスキーを作り、蒸留したものをシェリー樽に詰めて、山奥に隠したのです。
これによって熟成が進み、琥珀色になったのが今から200年ほど前の出来事で、こうした領土の奪い合いが結果としておいしいお酒を作り出したのは、実に皮肉なことと言えます。
■本場スコットランドのウイスキーをまなびにいった青年
スコットランドで琥珀色のウイスキーが作られるようになり、日本からその作り方を学びに行ったのが、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏でした。
スコットランドのウイスキーにとことんこだわった竹鶴政孝氏によって誕生したニッカウヰスキーの余市蒸留所で作られた「「シングルモルト余市1990s」は、1990年から1999年までの原酒をブレンドして作った、珠玉の高級シングルモルトウイスキーです。
余市蒸留所限定販売だったことから、数十万円ものプレミア価格が付いているにもかかわらず入手はほぼ困難という、まさに幻のウイスキーとなっています。
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