見た目がすごい

大きな瓶の中に丸ごと一匹ハブが入っているハブ酒は、見た目からしてとてもインパクトのあるお酒です。
蛇が苦手な人でなくても、いざ飲むとちょっと躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。
ハブ酒は見た目はすごいけれど、お酒の種類としては薬膳酒なので健康効果が高いものなのです。
そして飲み終わってしまったとしても新たにお酒を継ぎ足すことによって、再びハブ酒の体にいい効果を継続して飲み継ぐけることができます。

ハブ酒はどうやって作っている

沖縄のハブ酒は、お酒に漬ける前にハブをきちんと処理しています。
だから継ぎ足しをしたとしても腐敗してしまうこともなく安全に飲むことができます。
またはハブ酒の特徴は、アルコール度数の高い泡盛や焼酎を使っていることです。
アルコール度数の低いお酒を使ってしまうと、漬かっているハブが腐敗してしまうことがあります。
だからハブ酒にはアルコール度数の高いお酒が使われているのです。
そしてハブ以外にも香草などが漬け込んであるので、いろいろな栄養素がお酒に染み込んでいて薬膳酒として健康効果が期待できます。

どんな健康効果がある?

ハブそのものが栄養の塊で、必須アミノ酸が12種類も含まれているのをはじめとして、いろんな栄養素が含まれています。
これにハーブなどの香草や薬草といった成分が混ざってくるので、お酒の中にはたくさんの栄養素がバランスよく含まれて、様々な健康効果が期待できるのです。
たとえば冷え性の改善効果や滋養強壮、アミノ酸をはじめとした栄養素にお酒の効果が合わさって、血行促進効果も期待できるので、肩こりや腰痛、関節痛など血液の流れが悪いことで起こる体の不調を改善していってくれる働きがあると言われています。

ハブ酒を長く楽しむためには

ストレートで飲むと少し酒精が強過ぎるので、飲むときは水や炭酸水、ジュースなどの好みのもので割ると飲みやすくなって美味しくハブ酒を楽しめるでしょう。
飲んでいくと減っていくのは当たり前ですが、ハブ酒は少なくなったら再びお酒を継ぎ足せば、同じようにハブ酒を楽しめます。
継ぎ足し専用のお酒も売っているので、継ぎ足しつつ飲んでいけば長くハブ酒を持たすことができてお財布にも優しいし便利です。
ただ何度も継ぎ足せるわけではなく、3回くらいがきちんと栄養も染み出してくれる限度のようです。