ワインを美味しく楽しむための保存方法
ワインは熟成させるほどに美味しいとか、寝かせておいた年代物がいいと長く開けずに保管される方も少なくありません。
多くの方がワインボトルは横にして保管すればよい、と寝かせた状態で保管されていると思います。
ですが、寝かせるだけでなく温度管理などにも気を払わないと、熟成させているつもりが風味やテイストを劣化させてしまうことになるので気を付けなくてはいけません。
よくワイン好きのタレントさんが、自宅の一室に保管するお部屋を作って自慢気にテレビで見せてくれたりします。
家が広いからスペースがあるとか、適当に置いているのではなく、あのお部屋は適切な状態に管理されているはずです。
ワインはとてもデリケートで温度変化に弱いお酒です。
そのため、光が当たらない場所で、温度変化の少ない涼しい場所で保管するようにしましょう。
ワインを寝かせて保管するのは、ワインのコルク栓を常に湿った状態に保てるようワインがコルクに触れるようにするためです。
なぜかというと、コルクは乾燥してくると少しずつ縮み隙間ができてしまいます。
隙間から空気を感じてワインが酸化してしまうので、これを防ぐためにワインを横に寝かせるのが劣化を防ぐ保管法になります。
ということは、最近よく見かけるスクリューキャップのワインであれば、密閉性が高くなっているので、ボトルを立てて保管してもOKです。
ワインを集めたいならワインセラー
ワインが好きでレアなアイテムを集めたい、新しいものを手に入れて寝かせておきたいなど、次々に増えていくという方はワインセラーを購入するのもおすすめです。
タレントさん並に1つの部屋をワインセラーにはできませんが、ご自宅用の電気で温度管理ができるワインセラーならお手頃な価格で買え、光の当たらない場所に置けばよい状態に保管ができます。
開栓後の保存方法
開栓後の保管はコルクではなく、専用のワイン栓、スクリューキャップの場合はそのキャップできっちり締めて、冷蔵庫に立てて保存し、数日程度で飲み切るようにしましょう。
また、空気に触れさせないよう、満タン量となる小さいボトルに移し直してワイン栓やスクリューキャップで栓をして冷蔵庫で保管すると風味の劣化も防げます。