歴史は古いが人気が出たのはつい最近のスパークリング日本酒
店頭でも多く見かけるようになったスパークリング日本酒の歴史は太平洋戦争時にまで遡り、一部の酒造メーカーが製造していたという歴史があります。
しかし普通の日本酒ほど人気がなく注目もされなかったため、スパークリング日本酒はあまり日の目を浴びることがありませんでした。
転機が訪れたのは2011年、アルコール度数の低いスパークリング日本酒が発売されてから注目を浴び、今では100社を超える酒造メーカーがスパークリング日本酒を製造しているのです。
スパークリング日本酒が魅力的な理由とは
日本酒の平均的なアルコール度数は15度から16度であり、カクテルやチューハイと比較すると高めと言えます。
アルコールにそれほど強くない人には敬遠されがちの度数のため、なかなか手を出しづらい酒というイメージを持たれやすいのが難点でもあります。
しかしスパークリング日本酒の場合、アルコール度数が5度から12度と低めでありそれほど強くない人でも飲める度数で抑えられています。
味わいはスパークリングワインのような爽やかさもあり、米本来の甘味も合わさってサッパリとしているため飲みやすく、どのようなシーンでも飲みやすいのが魅力的です。
果汁を加えてカクテルにするという飲み方もでき、ボトルも若い人が好むようなスタイリッシュなデザインを採用しているため飲みやすく格好よいというのが受けられた大きな理由でもあります。
つまみを選ばないスパークリング日本酒
スパークリング日本酒だけを飲んでいてもよいのですが、何かつまみと合わせて飲みたいということもあるでしょう。
このお酒にはこの組み合わせがベスト、もしくはこのお酒にこの食べ物は合わないといったことも少なくありません。
スパークリング日本酒はシーンを選ばないため、言い換えればどのような食事にも合うと言えます。
こってりとした肉料理に合わせて口の中をサッパリさせるのもよいですし、あっさりとした食べ物と合わせてお酒の味わいを楽しんでもよいでしょう。
また、スイーツと合わせて食べても味が拮抗することはなく甘さの邪魔にもなりませんし、逆にお酒の邪魔にもなりません。
いろいろな食べ物と組み合わせることが可能ですので、自分の好みのつまみを探してみるのも楽しいかも知れません。