ブランデーの楽しみ方いろいろ
ブランデーは、ブランデーグラスに入れて手の平で包み込むようにして持ち、手の熱を伝えることによってブランデーが温まり、立ち上る香りを楽しむお酒です。
ゆっくりと回すようにブランデーグラスの中のブランデーをゆすると、得も言われぬ芳香が漂ってきて、それが醍醐味という人も少なくありません。
とはいえ、ブランデーは蒸留酒でアルコール度数が非常に高いこともあって、そのまま飲むには強すぎると感じる人がほとんどです。
そのため、何かと割って飲むという飲み方をすることで、よりブランデーの楽しみ方が増え、バリエーションも広がります。
簡単な方法を知っておくと便利
ブランデーと相性が良い飲み物としてもっともよく知られているのが紅茶です。
同じ琥珀色をしているということもあり、見た目にも美しいですし、作るのも簡単です。
分量の目安はティーカップ1杯に対し、ブランデーはティースプーン1杯ですが、そこはお好みで調整するといいでしょう。
冬はホットで、夏はアイスで楽しめます。
市販のペットボトルの紅茶を買ってきて作るという方法であれば、グラスに氷を入れて注ぐだけという簡単さです。
このとき、あまりガラガラ混ぜず、軽くステアするだけに留めておきましょう。
ブランデーの香りを楽しむためです。
様々な飲み物に混ぜてみるのもいい
かのナポレオンが愛したカフェ・ロワイヤルは、ブランデーをしみこませた角砂糖に火を着けたあと、コーヒーに入れて飲むという、ただブランデーをコーヒーに入れるだけではないところが魅力です。
紅茶で作る場合もありますので、そこはお好みといったところでしょうか。
一般的にはコーヒーが多いものの、紅茶でも楽しめるブランデーの割り方です。
また、オレンジジュースと割るのも人気があります。
よく冷えたグラスに氷を入れてオレンジジュースを注ぎ、お好みの量のブランデーを入れて割ります。
このときも軽くステアするのがポイントで、それによってブランデーの芳醇な香りが楽しめるでしょう。
冷たい飲み物と割ることで、カクテル風に仕上がることや、家でも簡単にできるところが魅力です。
オレンジジュースを変えることで、味わいの変化も楽しめます。