ハブ酒は健康にいいには理由がある
沖縄の人は長寿で知られており、しかも元気で長寿というところに注目が集まっています。
その元気を保つ要素の一つにハブ酒が挙げられることが多く、どのような効果があるのかが気になる人もいるでしょう。
ハブにはタウリンやアルギニンなど、肝機能をよくすることや、滋養強壮や疲労回復、体力増進などの健康効果があることがわかっています。
血行を良くするので、冷え性を改善したり、新陳代謝をよくしたりというところは、女性にとってとても魅力的です。
コレステロール値を下げる働きも期待できるということで、これだけ体にいいとなれば、飲んでみようかなという気になりますが、やはりハブが丸ごと瓶に浸かっていることから、どうしてもためらってしまうのも事実です。
どんな味がするのか
ハブ酒はハブの内臓や血液など、臭いにおいを発する元となるものを取り除く処理を行いますが、毒を含む毒腺はそのままになっています。
アルコールに長時間浸けることで無毒化するという考え方が一番有力ですが、実際にははっきりしたことはわかっていません。
それでも毒にやられることはないのですから、不思議なものです。
とはいえ、衛生面のことも気になりますので、正規販売をしているところから買うようにしましょう。
気になるハブ酒の味ですが、アルコールにハブを浸け込む際にハーブを一緒に入れて作っている物が、沖縄では一番ポピュラーです。
ただ、他にも沖縄ならではといったところで黒糖やウコンを一緒に入れているものもあります。
ハブ酒は泡盛に浸け込まれているため、泡盛の香りもして、意外と飲みやすいという印象を受ける人が大半です。
オススメはどれか
どうしてもハブが浸かっていると、それが気になって手に取ることが出来ないという人は、ハブが入っていないお酒だけが瓶詰めされたハブ酒が一番のオススメでしょう。
これならハブそのものの姿がないので、薬酒として抵抗なく飲むことが出来そうです。
毒をアルコールに浸けて無毒化するために、10年以上浸け込んだものがハブ酒として売られますが、浸け込まれる時間が長ければ長い程、味がマイルドになって飲みやすくなるともいわれていますので、長く熟成されたものを買うのもオススメと言えそうです。