日本酒好きなら知らぬ者はいない名酒

新潟県の朝日酒造といえば、日本酒好きの人にとってすぐに思い浮かぶのが久保田です。
淡麗辛口のきりりとした味わいが人気ですが、その中にはフルーティーな味わいも感じられ、ほのかな甘みもあることから、日本酒のイメージを変えたとまで言われている有名なお酒です。
淡麗辛口となると男性好みのお酒が多くなり、辛いお酒が苦手な女性には日本酒を飲まない人が多いのですが、久保田はそんな女性層に人気があります。
甘みとフルーティーな口当たりが、これまでの淡麗辛口の日本酒とは一味違うおいしさと飲みやすさを実現したこと、それが久保田の最大の特徴です。

久保田にもランクがある

同じ銘柄なのに、違うデザインのラベルが貼られていることは日本酒にはよくあります。
原材料や作り方が違うことから、吟醸酒や純米吟醸、果ては最高級クラスの純米大吟醸にまで分けられるため、さまざまな久保田が存在することになるわけです。
朝日酒造が販売している久保田は5種類あり、それぞれに違った風味や味わい、特徴を持っています。
毎日の晩酌に飲める価格帯の百寿から、奮発して飲みたいときに最適な萬壽まで幅広い価格帯で設定されていますので、買い求めやすい人気銘柄の日本酒と言えます。

一度はすべて飲んでみたい

人気の日本酒となると必ずその名が挙がってくる久保田ですので、5種類あるとなると一度はすべて飲んでみたいというのが、日本酒好きの正直な気持ちでしょう。
最高級の萬壽でも万単位にまでは届きませんので、ボーナスが出たときや臨時収入があったとき、さらには帰省時の手土産などの機会をとらえて購入すれば、5種類すべてを制覇するのはそれほど難しくないといえます。
日本酒というのは不思議なもので、値段が高ければ高いほど美味しく感じるかというとそうでもありません。
甘みや酸味、さらにはお米の味わいなど、さまざまな要素が絡み合って味わいが生まれるだけに、値段は安くても自分にとってはこれが一番おいしいと思えるものが出てくる可能性が高いのが、久保田のもう一つの特徴と言えるでしょう。
お手頃価格帯で気に入ったなら、お財布にも優しくおいしい久保田を飲み続けられます。