泡盛ってどんなお酒だろう
泡盛とは、原料にタイ米を利用して、黒麹菌を使って仕込むお酒の事です。
麹菌は穀物を利用してお酒を造る時に原料となっている米、芋等を糖化させる時に利用する物です。
ただ、日本酒や焼酎でも麹菌を利用して発酵させていますが、泡盛はこれらのお酒と違い麹菌の中でも黒麹を利用している点が大きな特徴だと言って良いでしょう。
泡盛の度数は何度だろう
原料にタイ米を利用している泡盛は、沖縄のお酒として非常に有名です。
また、一般的に強いお酒というイメージがありますが、実はその度数は幅広く、10度前後の物から、中には40度を超える物まであります。
通常泡盛としてよく飲まれる物は30度前後のものも多くなっています。
ただそのままストレートで飲むだけのお酒ではなく、水で割ったりしてたしなむ事も出来るので、30%と言っても、実際に飲む時はもっと度数を低くする事も十分可能です。
度数が高そうだからちょっとチャレンジし辛いな、と思っている人は、まずは水割りやソーダ割りなどで薄めた状態でその味を知ってみてはいかがでしょうか。
実際に飲む時の度数はどれ位か
泡盛の度数は10度から高い物であれば60度、と言うのもの有ります。
ただ良く飲まれているのは30度位の新酒や、40度位の古酒などです。
もちろんお酒に強い人はそのままストレートで飲む事も可能ですが、多くの場合はそのまま飲むのではなく、他の飲み物で割って15度位にして飲まれています。
つまり、泡盛自体は確かにアルコール度数が高いお酒ですが、自分で好きに度数を調整する事も出来ます。
だから普段飲みなれていない人や、度数の低めのお酒を飲んでいる人は、まずはその度数に近づけるように割ってみても良いでしょう。
水割りで飲む事も多く、この場合は大体6対4や7対3程度に割る事をお勧めします。
またそこに柑橘類を直接絞って果汁を入れるのも良いでしょう。
もし手に入るならシークヮーサーがお勧めですが、レモンやスダチ、ゆず等それ以外の柑橘類もお勧めです。
またお酒に弱い人はジュースなどで割って甘味を足す方法も有ります。
度数自体は確かに高いお酒ですが、工夫次第で非常に飲みやすく、さらに風味も豊かにして楽しむ事が出来ます。