ブームは過ぎてもまだまだ人気
ひところの焼酎ブームはおさまった感じがありますが、まだまだ焼酎は人気のあるお酒としてよく飲まれています。
そんな焼酎を買いに行くと、日本酒と負けず劣らずたくさんの銘柄があり、どれを選べばいいか、初心者には難しい問題です。
すでに焼酎を数多く飲んでいて、自分の舌に合う銘柄を見つけている人なら購入は簡単ですが、これから飲んでみようという人には何か選ぶ基準が必要です。
味の種類から選ぶ
焼酎は、芋や米、麦といった具合に、原材料によって出来上がった時の味わいが異なるところが最大の特徴です。
日本酒であれば、微妙な味わいの違いはあっても、芋の味がすることはありません。
そのため、焼酎を選ぶにあたっては、自分はどの原料でできたものが口に合うのだろうというところから探し始める必要があります。
だからと言ってあれもこれもと片っ端から飲むのも無理がありますので、一般的に人気のあるおすすめとされる銘柄の中から選んでいくと、おいしいと感じたものがどの原料でできていたかによって、自分の好みもわかってきます。
プレミアはだんぜんおすすめ
焼酎にはプレミアと呼ばれる入手困難な銘柄がいくつかあります。
その代表的なものとしては、魔王や森伊蔵、村尾などです。
特にこの3つはすべて頭文字がMで始まることから、プレミア3Mと呼ばれているほど人気です。
魔王は芋焼酎ですが、クセのないすっきりした飲み口と、フルーティな味わいで女性にも飲みやすいと人気があります。
森伊蔵も同じく芋焼酎ですが、非常に上品で芳醇な仕上がりです。
すっきりとした味わいながらうまみがしっかり感じられることから、一度飲むとファンになってしまう人が多いのが特徴です。
村尾もまた芋を原料にしていますが、こちらは村尾酒造の代表が自分自身で原料を見極めて買いつけし、製造を行い、さらには配達までも行うという思い入れの強い焼酎です。
そんな村尾は飲み口が柔らかく、芋の甘みをしっかり感じられるのにすっきりした味わいに仕上がっています。
飲みやすいけれど、いくら飲んでも飲み飽きることはないという点で村尾は非常におすすめですが、焼酎好きとしてはどれも一度は飲んでみたい銘柄ばかりです。